2015/11/30

福島/震災で転校、2万人割る 文科省「今も多くが避難」

2015.11.30 産経新聞
http://www.sankei.com/affairs/news/151130/afr1511300011-n1.html

文部科学省は30日、東日本大震災の影響で転校した小中高校生や幼稚園児が5月1日現在で、昨年同期より2253人減って1万9522人となったと発表した。被害が大きかった岩手、宮城、福島の3県でも減少し、調査開始以降初めて2万人を割った。

文科省は「転校先に生活基盤ができると元に戻りにくいという話も聞いている。今も多くの子どもが避難している現状に変わりはない」としている。

3県から他の都道府県に移ったのは、1181人減の1万271人。福島からが8729人(1038人減)、宮城は1258人(142人減)、岩手が284人(1人減)で、東京電力福島第1原発事故による影響が残る福島が8割以上を占めた。3県の子供の受け入れ先は山形1119人、新潟1092人など。

同一県内で転校した子供は福島で5177人(337人減)、宮城2016人(307人減)、岩手843人(239人減)だった。

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