2015年11月18日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASHCJ5R1XHCJUGTB00S.html東京電力福島第一原発事故に伴う環境中の放射線を計測し、安全対策を進める県の拠点施設が16日、南相馬市原町区萱浜にオープンした。
県が整備を進めてきた環境創造センターのうち、浜通りの拠点となる「環境放射線センター」。1・8ヘクタールの敷地に2階建ての本館と計測機器を調整して正確にする専門棟を設け、原発周辺のモニタリングや土壌などの放射性物質濃度の計画的測定、空間放射線量の常時監視と集計発信などが業務だ。総事業費約27億円。
日本原子力研究開発機構(JAEA)の職員約15人も常駐し、技術開発で県に協力する。内堀雅雄知事は「県民が安心して暮らせるよう、よりきめ細かな放射線測定、正確な情報発信で風評対策にも役立てていきたい」と期待を込めた。
空間放射線量を測定する無人ヘリ(右)や無人航空機(奥)、ドローン(手前)を前に 職員から説明を受ける参観者ら=南相馬市原町区萱浜 |
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