2016/03/20

4/9 大阪/「福島原発事故避難者のお話&ピアノの会」

放射能健康診断署名100万人運動全国実行委員会より

福島県民健康調査の新たな公表結果(2/15)の簡単な分析をHPに載せました。
ご覧ください。→ http://housyanoukenko.3rin.net/blog/

今までの傾向を再確認する結果でした。手術を受けて甲状腺がんと確定した子どもが「先行検査」で100人になった旨が口頭で報告されたようです。「先行検査」で細胞診を受けて「がんまたはがん疑い」と判定された子どものうち、手術を受けた人が101人(89%)になりました。決して「放置しておいても良い甲状腺がん」ではないのです。

「本格検査」では手術を受けた子が16人、こちらは今後もっと増えることが危惧されます。

「本格検査」では2次検査陽性の患者のうち、「細胞診」の受診者の割合が約20%で、「先行検査」の半分です。福島県が「細胞診」の実施対象者を組織的に制限していることがますますはっきりしてきました。「過剰診断」の批判を逆利用してがん患者数を抑制するためでしょう。その意味で国/環境省とも利害が一致しています。

この日は「中間とりまとめ」の決着をつけたかったようですが、甲状腺がんだけでない健康被害に「放射能/原発事故の影響とは考えにくい」で済ましていられる程には、市民の不安と不満は小さくはありません。


★4/9(土)13時より「エルおおさか」【地下鉄「天満橋」下車】で、

「福島原発事故避難者のお話&ピアノの会」を開催します。

東京から避難してきた河野康弘さん(放射能健診署名呼びかけ人)のお話とピアノの会です。


【プログラム】
・河野康弘さんのお話
・報告と映像「福島を訪問して」
・質疑・交流
・ピアノ演奏(河野康弘さん)

説明を追加


0 件のコメント:

コメントを投稿