2016/03/24

福島/旧避難区域に洋菓子店 福島・田村、帰還促す

(「帰還の動きが鈍い若い世代」「若いお母さん」がなぜ戻れないのか、わかっていないのか、わかりながらこのような形になってしまうのか、行政、商工会、現実から目をそらしても解決にはほど遠いとしか言いようがないのではないでしょうか。 子ども全国ネット)


2016年3月24日 産経新聞
http://www.sankei.com/photo/story/news/160324/sty1603240020-n1.html

東京電力福島第1原発事故でかつて避難区域となっていた福島県田村市の都路地区で24日、地元の卵を使った洋菓子店「みやこじスイーツゆい」がオープンした。同地区の避難指示が解除され、来月1日で2年。帰還の動きが鈍い若い世代にふるさとへ戻ってもらうのが狙いだ。

旧避難区域にオープンした洋菓子店「みやこじスイーツゆい」














2月末時点で住民基本台帳上の都路地区の登録者数は333人で、うち231人が居住している。店は地元の商工会が、帰還に向けた雇用創出の職場として立ち上げた。

店の売りは、地元の特産品である卵を使ったプリンやシフォンケーキだ。地元の主婦らが、東京の有名ホテルのシェフの指導を受け、洋菓子作りをする。

この日のセレモニーで都路町商工会の渡辺辰夫会長(63)は「子どもたちがいない地域は復興できない。若いお母さんに地元に戻ってもらい、子どもたちを育ててほしい」とあいさつした。


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