2016/03/30

福島の避難者と新発田市長交流 継続的支援訴え /新潟

2016年3月30日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160330/ddl/k15/040/106000c 

東京電力福島第1原発事故により新発田市で暮らしている避難者と二階堂馨同市長が27日、同市中央町3の市地域交流センターで昼食会を開き、避難者は市長に継続的な支援を訴えた。

会には避難者と市職員ら約20人が出席。冒頭で二階堂市長が「縁あって新発田で暮らす皆さんが古里に帰れるまで精いっぱいお手伝いしたい」とあいさつした。避難者からは、「子どもが通う幼稚園のどの教材が支援対象になるのか明確にしてほしい」といった要望や、「子どもが成長し制服が着られなくなった場合も補助は出るのか」といった質問が相次ぎ、市長や担当職員が丁寧に応じていた。

この日は、複合施設建設に伴い4月1日に駅前から同センターへ移転する市の避難者交流施設の内覧会も行われた。福島市から子どもと避難している主婦は「コンパクトになり、子どもから目が離れることがなくて安心だ」と話した。【堀祐馬】

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