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東日本大震災で被災した福島県と熊本県の児童が、天草市でキャンプをしながら交流を深めている。29日は牛深町を訪れ、美しい海を満喫した。
福島の子どもたちに放射線を気にせず、春休みに外遊びを楽しんでもらおうと熊本YWCAが企画。25日から同市新和町のキャンプ場に宿泊し、4泊5日で天草各地を訪れた。牛深、本渡の両ロータリークラブが協力した。
牛深港で一行約50人を、牛深ハイヤ祭りのマスコットキャラクター「あかねちゃん」と植竹尚一郞牛深ロータリークラブ会長らが出迎え。海中展望船で遊覧し、途中集まってきたカモメやトンビに餌をやり、海底のサンゴや魚を見ると子どもたちは歓声を上げた。
昼食は、うしぶか海彩館で町婦人会が郷土料理を振る舞った。福島市の小学6年の坂井梨音さんは「海がきれいだった。熊本に友達もできた」と喜んでいた。(上野和伝)
船の近くに集まってきたカモメやトンビを見つめる福島の子どもたち=天草市 |
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