2016/03/31

放射性汚泥 泉田知事「具体化を」 東電が再利用検討/新潟

2016年3月31日 新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20160331244754.html 

泉田裕彦知事は30日の記者会見で、東京電力福島第1原発事故で出た放射性物質を含む県内の汚泥の一部について、東電が再利用を含めて対応を検討する方針を示したことに対し「まずは第一歩。(方針を)具体化してほしい」と述べた。

知事は「管理能力がある人がしっかり管理すべきであると考えている」とし、東電が引き取るべきだとの考えをあらためて強調。「今まで放射性物質を扱ったことがない市町村で管理することが、国際的に見てきっちりやっていることになるのかという点も含めて問題がある」と指摘した。

県によると、県内では現在、県企業局が約4万7千トン、そのほかの7市2団体が計約2万8千トンの汚泥を保管している。東電は28日に汚染濃度が基準を下回る汚泥を買い取り、再利用などを検討する方針を県に伝えた。

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