2015年5月6日 TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2485835.html
東京・北区で収集された金属製のごみから、区の除染の基準を大きく超える放射線が検出されたことが分かりました。
北区によりますと、4日、不燃ごみとして収集した金属製の箱の放射線を資源収集業者が測定したところ、箱の上5センチのところで毎時4.15マイクロシーベルトの放射線が検出されたということです。これは北区の除染の基準、「地表5センチで毎時0.25マイクロシーベルト」を大きく上回っています。
この箱は、市販されている家庭用のお風呂をラドン温泉に変える商品に似ているということです。
北区は放射線を遮蔽するため、金属製の衣装箱に入れた上、ごみ収集車の中で保管し、7日にも専門の処理機関に処分を依頼することにしています。
(北区HPより)
区内で収集した不燃ごみから放射線が測定される
北区清掃事務所が、平成27年5月5日(火曜・祝)に収集した不燃ごみ中に含まれていた金属ごみを資源再生業者に持ち込んだところ、同業者の測定において、金属ごみ中の金属製の箱(縦20センチ×横30センチ×高さ5センチ)から放射線が検出された。現在は、この箱を堀船清掃作業所(堀船3-3-1)の敷地内の建屋に移動させ、清掃車の中で管理している。
区が放射線量を測定したところ、箱の直上5センチのところで毎時4.15マイクロシーベルト、また、1メートル離れたところでは毎時0.11マイクロシーベルトの数値が測定された。
区では、原子力規制委員会の助言を受けながら、安全性に配慮した対応をしていく。
参考
北区では、平成23年9月20日に、今後の放射線に関する対応で、区の施設で測定した空間放射線量が毎時0.25マイクロシーベルト以上の数値が測定された場合、その箇所について具体的な対策を検討していくこととしている。
(平成27年5月5日プレスリリース)
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