2016/03/02

5年 自主避難者の生活考える 10日、横浜で集会 /神奈川


2016年3月2日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160302/ddl/k14/040/025000c 

東日本大震災発生から5年に合わせ、原発事故で国から避難指示が出ていない地域の「自主避難者」の生活実態を考える集会と、震災犠牲者の冥福を祈る「かながわ追悼の夕べ」が10日午後、横浜市中区で開催される。

県によると、県内への震災避難者は2月1日時点で3584人。うち福島県出身者が約8割を占める。

集会は午後1時半から横浜YWCAホール(中区山下町)で。自主避難者への公的支援は手薄だが、福島県は避難先での住宅の無償提供を2017年春で打ち切る方針を打ち出している。健康被害を恐れて子供とともに首都圏で暮らす母親4人が日々の不安や悩みを語る。除本理史・大阪市立大教授(環境経済学)の講演もある。申し込み不要で無料。詳しくは主催の横浜弁護士会ホームページ。

犠牲者「追悼の夕べ」も
追悼の夕べは、午後5時から横浜スタジアム前(中区横浜公園)で開催される。合唱団の歌声に合わせ、参加者が800本のろうそく(無料配布)をともしていく。チェルノブイリ原発事故で古里を追われたウクライナ出身の女性歌手、カテリーナ・グジーさんの弾き語りや詩の朗読もある。申し込み不要。避難者や支援者でつくる実行委員会が毎年この時期に続けている。問い合わせは馬車道法律事務所(045・662・7126)へ。【松浦吉剛】

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