2015/11/07

千葉/ 柏市 子ども甲状腺エコー中間結果 11人が要2次検査

(しこりの大きさによる診断だけでなく、比較的よく見られる甲状腺疾患が疑われる場合も含めたために、要二次検査の子どもが増えたということです。その点については、これだけでは何も言えないかもしれませんが、1つだけ明らかなのは、福島県以外でも甲状腺エコー検査はすべき、ということではないでしょうか。  子ども全国ネット)

2015年11月7日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201511/CK2015110702000158.html

東京電力福島第一原発事故に伴い、柏市が七月から費用を助成して始めた子どもの甲状腺エコー検査の中間結果がまとまった。七~九月末までに百七十三人が検査を受け、甲状腺の状態などから十一人が二次検査が必要と判定された。

検査は、しこりの大きさなどから軽い順にA1、A2、B、Cの四段階で判定。柏市の基準では、百五十六人が経過観察を不要とするA1とA2で、経過観察が必要なBは六人だった。

二次検査を必要とするC判定が出た十一人について、市保健所は「しこりの大きさに限らず、比較的よく見られる甲状腺の疾患が疑われる場合も含めたため」と説明。十一人の内訳などは「今後、まとまり次第公表する」と話した。

甲状腺エコー検査の費用助成は、今月四日時点で三百八十人が申請している。原発事故時と現在、市内に在住する一九九二年四月二日~二〇一一年四月一日生まれの人を対象に、検査は来年三月末まで実施する。

同検査の助成制度は、県内ではほかに松戸市が実施している。 (三輪喜人)

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