若松謙維復興副大臣に聞く きめ細かく市町村支援
2016年1月27日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016012728384
若松謙維復興副大臣(公明、参院比例代表、郡山市在住)は26日、福島民報社のインタビューに応じた。多様化する復興状況に応じて、よりきめ細かに市町村を支援していく考えを示した。
-間もなく東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から5年を迎える。
「平成28年度以降に向け、復興基本方針の見直しを進めている。県民の意見を取り入れながら、いい形にしたい。特に心の復興が重要と考えており、被災者に寄り添って対応する。復興に向けた県民の機運も高めていきたい」
-県内の現状をどう見ているか。
「医療や産業、農業など多くの分野で明るい芽も出ている。新たな福島をつくっていきたいと思っている。また、市町村ごとに復興状況が多様化しており、きめ細やかな支援が必要だ」
-森林除染をめぐり環境省は生活圏から離れた大部分を除染しない方針だ。不安の声が出ているが、復興庁はどう考えているのか。
「何もしないわけではない。例えば、間伐をするだけでも除染効果はある。線量を低くするためのさまざまな方策はやっていくと認識している」
◇ ◇
若松謙維復興副大臣は26日、新年あいさつのため福島民報社を訪れ、高橋雅行社長と懇談した。
0 件のコメント:
コメントを投稿