2016/01/18

原発週報 11日〜17日 ちりの放射能濃度が一時上昇 /福島

(週報より抜粋。「近くの道路をダンプ3台が通って」「10.9Bq/㎥検出され」という状況がまだ現場にはあるということ。そして、原因がわからない場合は余計に早急に周辺地域への注意喚起をすべきところ、「警報発生から約2時間後」というのは、今も緊急時の体制が何もできていないと言わざるを得ません。まだ何も収束していないからこそ、事故の教訓を生かすべきところだと思います。福島県と周辺自治体は、対応を迫るべきでしょうし、そうでないと住民を守れません。 子ども全国ネット)

2015年1月18日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160119/ddl/k07/040/213000c

【13日】午後0時40分ごろ、第1原発の敷地境界付近に設置している空気中のちりやほこりの放射性物質濃度を測るダストモニターの濃度上昇を示す警報 が鳴り、放射性セシウムが1立方メートル当たり10・9ベクレル検出された。警報は1立方メートル当たり10ベクレルを超えると作動する。約1時間半後に 10ベクレル以下に下がった。警報が作動した当時、原子炉建屋上部のがれき撤去作業は実施しておらず、東電は風向きも考慮して建屋側から放射性物質が飛散 した可能性は低いとみている。ほぼ同時刻にモニターの近くの道路をダンプ3台が通っており、放射性物質が付着したほこりが路面から舞い上がった可能性が高 いという。県と周辺13市町村への連絡は警報発生から約2時間後と遅れた。

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