2016/01/30

「福島の母親」心を表現 4日まで福島でパステルアート展


2016年1月30日 福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/odekake/2016/01/post_5257.html

福島の母親らの心を絵と文で伝える「愛でつなぐ 旅するパステルアート展」は2月4日まで、福島市笹谷の交流施設「みんなの家@ふくしま」で開かれている。

作品展は東京電力福島第一原発事故後、県内から山形市に自主避難し、パステルアートで交流している母親らの作品を中心に昨年10月、山形市で初めて開かれた。「避難経験の有無にかかわらず、福島の母親の作品を多く集め、絵に旅をさせよう」と各地を巡回しており、今回が4会場目。

温かな色合いのイラストに「一緒にすごせるって幸せなんだね」「あなたを心から守りたいと思った」など家族や子どもへの思いを添えた約30点が並んでいる。

原発事故直後から平成26年3月まで山形市に避難し、周囲に参加を呼び掛けた「パステル和(NAGOMI)アート」のインストラクター川崎之子さん(福島市)は「母親が子どもを思う気持ちはどこにいても同じはず。温かいメッセージに触れてほしい」と来場を呼び掛けている。

時間は午前10時から午後4時まで。土・日曜日、祝日は休み。

作品展は2月7日、福島市のチェンバおおまちでも開かれる。
母親の温かいメッセージに触れてほしいと来場を呼び掛ける川崎さん

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