[3.11映画祭とは?]
1,本映画祭は、全国の有志の自主上映会をつなぎ、社会へのアクションとする活動です。
個人、団体、企業さまざまな層の人たちが自分たちのできる手段で参加しています。
2,映画を通じ、意識や問いを共有し、身近な人たちと話すキッカケをつくります。
3,毎年3月11日前後に、アーツ千代田 3331をメイン会場に全国のサテライト会場で同時期開催します。
催事名: 第3回 3.11映画祭
会 期: 2016.3.11(金)〜14(月)※3/8(火)プレトーク開催
会 場: アーツ千代田 3331 ほか全国のサテライト会場
主 催: ソーシャル・クリエイティブ・プラットフォームわわプロジェクト
(一般社団法人非営利芸術活動団体コマンドN)
チラシはこちらから。
http://311movie.wawa.or.jp/about/img/2016_311filmfesFlyer.pdf
開催コンセプト
そこに人がいなければ、災害はただの自然現象である。」というように、過去から繰り返される地球の自然現象は、科学文明の発展とともに、私たち人類に大きな影響を及ぼすようになりました。2011年3月11日に起きた東日本大震災は、物質至上主義の現代社会が受けたはじめての大きな自然災害として、近代文明の限界を示したように感じます。
チラシはこちらから。
http://311movie.wawa.or.jp/about/img/2016_311filmfesFlyer.pdf
開催コンセプト
そこに人がいなければ、災害はただの自然現象である。」というように、過去から繰り返される地球の自然現象は、科学文明の発展とともに、私たち人類に大きな影響を及ぼすようになりました。2011年3月11日に起きた東日本大震災は、物質至上主義の現代社会が受けたはじめての大きな自然災害として、近代文明の限界を示したように感じます。
東日本大震災発生から丸5年が経過します。時間の経過とともに報道は減り、3.11の記憶と衝撃、関心は次第に人々の中で薄れているかもしれません。しかし、私たちの「その日がこなければ考えることもなかったことを考える日々」は、あの日から確かにはじまりました。
被災した地域では、人口減少・少子高齢化により10年先に控えていた地域の課題は目の前に手繰り寄せられ、3.11前から叫ばれていた未来への危機感は、リアリティーをもって目の前に立ち現れました。原発事故によるこれまでに経験したことのない現実は、今もなお目の前に横たわり、時間の経過とともに意識の差を広げていきます。
被災した地域では、人口減少・少子高齢化により10年先に控えていた地域の課題は目の前に手繰り寄せられ、3.11前から叫ばれていた未来への危機感は、リアリティーをもって目の前に立ち現れました。原発事故によるこれまでに経験したことのない現実は、今もなお目の前に横たわり、時間の経過とともに意識の差を広げていきます。
震災と原発事故によって、これまでは見えなかったさまざまなものが意識されるようになりました。環境や価値観の差によって生まれる亀裂・分断、情報を信じることへの疑問、見えないものへの脅威、近代社会の脆弱さ、自分が属する国のこと、過去から受け継がれているもの、またかならず来る大災害への備え、そして未来のあり方……。急成長する物質社会のようには進化できない私たちの思考や精神は、私たち自身がこれから新たに直面する困難をさらに難しいものにしていくように感じます。
私たち「わわプロジェクト」は、2011年4月、震災を受けてもなお創造的に生きる人たちの活動をつなぎ活性化するプラットフォームとなるべく、東京千代田区のアートセンター「アーツ千代田3331」を拠点に活動をはじめました。新潟、神戸、海外などでの震災の経験から、素早く支援に動いたアーティストやクリエイターたちや、先祖の想いを継承し土地に根付き豊かに生きる人々の声や活動を伝えてきました。そのような活動の中で感じたのは、創造力をもち問題や課題に切実に向き合う人々の新たなネットワークでした。震災後の混沌の中から、距離・経験・記憶・意識を超え、多様な活動や思いが行き交い混ざり合い、さまざまな場所で、さまざまな人々が3.11以降の未来を切り開いていこうとしています。
もし100年後に現在を振り返ったならば、震災5年後の今はまだまだ震災直後と言えるでしょう。
3.11映画祭では、作品が映し出すあの日からの現実や、投げかける問いを共有し、それをきっかけにして、いつもは真剣に話しにくい世界のことや社会のことを、家族・友人・大切な人と話す時間をつくることができたら幸いです。
私たち「わわプロジェクト」は、2011年4月、震災を受けてもなお創造的に生きる人たちの活動をつなぎ活性化するプラットフォームとなるべく、東京千代田区のアートセンター「アーツ千代田3331」を拠点に活動をはじめました。新潟、神戸、海外などでの震災の経験から、素早く支援に動いたアーティストやクリエイターたちや、先祖の想いを継承し土地に根付き豊かに生きる人々の声や活動を伝えてきました。そのような活動の中で感じたのは、創造力をもち問題や課題に切実に向き合う人々の新たなネットワークでした。震災後の混沌の中から、距離・経験・記憶・意識を超え、多様な活動や思いが行き交い混ざり合い、さまざまな場所で、さまざまな人々が3.11以降の未来を切り開いていこうとしています。
もし100年後に現在を振り返ったならば、震災5年後の今はまだまだ震災直後と言えるでしょう。
3.11映画祭では、作品が映し出すあの日からの現実や、投げかける問いを共有し、それをきっかけにして、いつもは真剣に話しにくい世界のことや社会のことを、家族・友人・大切な人と話す時間をつくることができたら幸いです。
そして、さまざまな世界ことを、世代や立場が異なるもの同士が、自分の言葉で話し、共有する、そんな場が1年に1回の「あたりまえ」になることを目指します。
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