2016/03/11

関西避難者の住宅相談会/大阪

2016年3月11日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160311/5981121.html

東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響で被災地から関西に避難している人たちの住まいに関する相談会が、11日、大阪で開かれました。

大阪の市民団体が開いた相談会には、関西で避難生活を余儀なくされている人たち約20人が訪れました。東北から関西に避難してきた人たちのため、大阪府や兵庫県、それに京都府などは公営住宅を無償で提供していますが、震災から5年がたつなか、無償で住める期限が迫り、今後の生活に不安を抱える人もいます。



相談会では、「近いうちに民間の住宅を探さなければいけなくなるかもしれないが、近所づきあいをなくしたくない」といった声が寄せられ、市民団体のスタッフが、避難している人どうしで市の窓口を訪ねてしっかり事情を聞いてもらうべきだとアドバイスしていました。

相談会を開いた市民団体「まるっと西日本」の古部真由美さんは、「震災から5年がたつなかで避難している人たちの家賃の問題などはこれから大きく変わることになる。今後も相談会を続けたい」と話しています。

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