http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20160301-OYTNT50020.html
東京電力福島第一原子力発電所の事故で福島県から鹿児島県に避難した人らを対象として、福島県は3~6日、鹿児島市下伊敷3の県民総合保健センターで、無料の内部被曝ひばく検査を実施する。
福島県が避難者の健康管理のため、2013年3月から各都道府県で実施している取り組み。検査時間は約15分で、車載式の「ホールボディカウンター」で体内の放射性セシウムの値を調べる。午前9時半~午後4時半(3日のみ午前10時半から)。
福島県によると、昨年12月10日現在で、鹿児島県内には105人が避難している。検査対象は、事故当時、福島県に住んでいた避難者と、母親が避難者で2012年4月1日以前に生まれた子ども。県民健康調査課は「事故から間もなく5年を迎えるが、放射線は目に見えないため、被曝を不安視する人は少なくない。検査を受け、今後の健康管理に役立ててほしい」としている。
事前予約制。申し込みは平日の午前9時~午後5時、予約専用電話(080・5743・5867)へ。
福島県は5、6日には、福島へ戻った際に受けられる支援の内容などを説明する相談窓口を、被曝検査と同じ会場に設置する予定だ。
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