http://www.asahi.com/articles/ASJ3C7VFBJ3CPUUB015.html
東日本大震災の発生から5年を迎えた11日、震災避難者の支援フォーラム「私がつづる東日本大震災」が、鳥取市のとりぎん文化会館で開かれた。被災地から県内へ避難してきた人や、ボランティアで復興支援に関わった人らが、震災以降の心境や被災地の現状を語り合った。
リレートーク「私が生きた5年間」では4人がマイクを取り、自身の歩んだ5年間を振り返った。
福島県郡山市出身の千葉凪彩(なぎさ)さん(16)=米子北高校1年=は小学5年の時に被災した。東京電力福島第一原発事故を受けて、家族で車に乗って避難。たどり着いた先が大山町だった。新たな生活では、多くの友達との出会いが千葉さんの心を支えたという。「この5年間、優しい友達がいたから、福島の友達に会えずに寂しくてもこうして笑っていられる」
千葉さんには夢が二つある。一つは空手で五輪に出場すること。極真空手を小学生の頃から続け、2014年にモスクワで開かれた世界大会(14~15歳、55キロ未満の部)に出場して優勝した。「福島の人に少しでも元気を与えられれば」
もう一つは、看護師になることだ。被災地では医療現場が人手不足だと知った。「自分も頑張って、社会に貢献したい」と力を込めて話した。(柏樹利弘)
リレートーク「私が生きた5年間」では4人がマイクを取り、自身の歩んだ5年間を振り返った。
福島県郡山市出身の千葉凪彩(なぎさ)さん(16)=米子北高校1年=は小学5年の時に被災した。東京電力福島第一原発事故を受けて、家族で車に乗って避難。たどり着いた先が大山町だった。新たな生活では、多くの友達との出会いが千葉さんの心を支えたという。「この5年間、優しい友達がいたから、福島の友達に会えずに寂しくてもこうして笑っていられる」
福島から鳥取へ避難した経験を話す千葉凪彩さん=鳥取市尚徳町 |
千葉さんには夢が二つある。一つは空手で五輪に出場すること。極真空手を小学生の頃から続け、2014年にモスクワで開かれた世界大会(14~15歳、55キロ未満の部)に出場して優勝した。「福島の人に少しでも元気を与えられれば」
もう一つは、看護師になることだ。被災地では医療現場が人手不足だと知った。「自分も頑張って、社会に貢献したい」と力を込めて話した。(柏樹利弘)
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