2016/11/15

ババガレイの出荷制限解除

2016年11月15日 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2016111536439

政府の原子力災害対策本部は14日、東京電力福島第一原発事故後に続いていた本県沖のババガレイの出荷制限を約4年5カ月ぶりに解除した。

県が平成27年4月から今年9月までに実施した制限解除に向けた放射性物質モニタリング検査で、全548検体の放射性セシウムが食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回るなど、政府が定める解除要件を満たした。解除は8月24日のマコガレイなど5魚種以来で、残る制限対象は15魚種となった。

本県沖のババガレイは原発事故後の検査で放射性セシウム濃度が食品衛生法の基準値を超えたため、平成24年6月に出荷制限を指示された。

県によると、原発事故前の18年から22年までの平均漁獲量は年間271トン、平均漁獲額は同2億1900万円だった。

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