2015/04/30

うけいれ全国より/保養の促進事業のほかに、移住の相談も受付けています。


下記、うけいれ全国からのお知らせです。


うけいれ全国では、保養の促進事業のほかに、移住の相談を受けています。震災直後からしばらくは、当面の「避難」というかたちで、中期的に原発事故被災地を離れるという選択がありましたが、すでに震災から丸4年が経過し、緊急避難の時期ではなくなりました。一刻を争って避難するとか、避難をしてしばらく様子を見るということではなく、熟慮の末の「移住」そして「定住」ということが現実的な課題となってきました。

 また、うけいれ全国では、保養と移住を両輪としてやってきましたし、さまざまな選択をサポートするということで移住も一つの道として尊重してきました。

 リーフレットにも記載されていますが、うけいれ全国では、移住についての相談窓口を設置しています。

メール: 311.iju@gmail.com
電話: 070-6615-2989(早尾)

 「いままで移住を考えたことがなかったけれども、そもそも移住をするってどういうことなの?」というご質問でもかまいませんし、「移住をサポートしている地域や団体を紹介してほしい」というお問い合わせでもかまいません。

 なお、うけいれ全国そのものに具体的な移住受け入れをする機能があるわけではありません。あくまで、各地で移住・定住のサポートをしている団体がそれぞれに活動をしているのを、うけいれ全国は「つなぐ」だけですので、その点はご承知おきください。



[福島日報ダイジェスト] 福島食品モニタリングダイジェスト5月1日

(フクシマンの福島リポートより ameblo.jp/masa219koro/ )

5月1日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、郡山市、相馬市、平田村などで、農産物など137検体について放射性セシウムの検出検査が行われました。その結果、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は次の1件でした。

郡山市産の野生のうるい1件から124.5Bq/kg

全体の24%に当たる33件の検体から測定下限値を超える数値が検出されました。主な品目、産地。数値は次の通りです。

矢吹町産の野生のタラノメ2件から64.7Bq/kg、14.8Bq/kg
泉崎村産の野生のタケノコ1件から44.29Bq/kg
西会津町産の野生のコシアブラ2件から43.39Bq/kg、17.6Bq/kg
下郷町産の露地栽培の原木シイタケ2件から36.35Bq/kg、9.97Bq/kg
喜多方市産の野生のタラノメ1件から21.5Bq/kg
磐梯町産の露地栽培の原木シイタケ2件中から20.7Bq/kg、18.1Bq/kg
喜多方市産の露地栽培の原木シイタケ1件から19.7Bq/kg
北塩原村産の野生のワラビ1件から20.3Bq/kg
三島町産の野生のアイコ1件から15Bq/kg
本宮市産の野生のワラビ1件から13.28Bq/kg

以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」をダイジェストにしてお伝えしました。詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、厚生労働省 および、 郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。





フクシマンの福島リポートより/3/30 4/13「食品中の放射性物質の検査結果について」

以下、フクシマンの福島リポート(ameblo.jp/masa219koro/)より転載させていただきます。メルマガの形で届くリポートを見ていると、今どんな食品がどの程度汚染されているのかの事実を知ることができます。ぜひ購読されることをお勧めします。子ども全国ネット


3月30日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第923報)」によりますと、福島県及び福島県以外の31の自治体から入手した放射性セシウムの検査結果3,756件のうち、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は次の4件でした。

福島県伊達市石田川産のヤマメ1件から203.1Bq/kg
群馬県片品村産のニホンジカ肉3件中の1件から182.7Bq/kg
福島県伊達市布川産のイワナ1件から173.1Bq/kg
栃木県日光市中禅寺湖産のブラウントラウト1件から127.5Bq/kg

続きまして、3月30日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第924報)」によりますと、福島県をのぞく29の自治体から入手した放射性セシウムの検査結果3,596件のうち、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。

検出下限値を超える数値が検出されたのは、全体の約8%に当たる27件でした。そのうち数値の高かった10件の産地、品目、数値は次の通りです。

埼玉県小川町産のタケノコ1件から49.6Bq/kg
群馬県産の原木シイタケ1件から36.9Bq/kg
千葉県流山市産のタケノコ4件から31.69Bq/kg~7Bq/kg
栃木県宇都宮市産のタケノコ1件から20.69Bq/kg
群馬県足利市産の原木シイタケ1件から15.9Bq/kg
長野県大桑村産の野生のイノシシ肉1件から16Bq/kg
栃木県佐野市産の原木シイタケ1件から15.1Bq/kg
栃木県栃木市産のタラノ芽1件から13.7Bq/kg



つづきまして、4月13日に発表された「食品中の放射性物質の検査結果について(第925報)」によりますと、福島県をのぞく35の自治体から入手した放射性セシウムの検査結果5,991件のうち、国の定めた基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体は9件でした。その産地、品目、数値は次の通りです。

千葉県柏市手賀沼産のコイ1件から138.2Bq/kg
千葉県柏市手賀沼産のギンブナ1件から113.2Bq/kg
栃木県那珂川町産のイノシシ肉15件中の14件から39.3Bq/kg~498Bq/kg

 4月8日に福島県より発表された「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」によりますと、田村市、須賀川市、新地町などで畜産物、水産物、農産物など133検体について放射性セシウムの検出検査が行われました。その結果、国の定めた国の基準値100Bq/kgを超える数値が検出された検体はありませんでした。測定下限値を超える数値が検出された検体は10件でした。その品目と数値は次の通りです。

いわき市産のスズキ2件中の1件から65.7Bq/kg
南相馬市産のシロメバル1件から18.3bq/kg
いわき市産のコモンカスベ2件中の1件から16.2Bq/kg
富岡町産のババガレイ1件から15Bq/kg
いわき市産のババガレイ4件中の2件から12.2Bq/kg、7.36Bq/kg
いわき市産のアイナメ3件中の1件から11.36Bq/kg
いわき市産のマコガレイ2件から10.1Bq/kg、6.81Bq/kg
富岡町産のウスメバル1件から7.07Bq/kg


以上、福島県発表「農林水産物緊急時モニタリング検査結果」をダイジェストにしてお伝えしました。詳しくお知りになりたい方は、福島県のHPより「ふくしま新発売」、厚生労働省 および、 郡山市のHPより「食品中の放射性物質の検査結果について」をご覧ください。



2015/04/29

東京/豊島区の公園からラジウム含むカプセル発見

(今回のQ&Aは「正しい」内容だと思いますが、ただ、「通常公園で遊ぶ中での動作であれば」という限定つきであり、放射能被ばくについて知る人が懸念しているのは、通常の動き回って遊ぶケースではなく、「高線量の地べたに座って遊ぶことが長時間繰り返されたケース」だと思います。そこをすり抜けて書いていながら、健康には影響がないとしている点はどうなのだろうと思います。説明会では、きちんと親たちの不安に応えられるようにしていただきたいです。なお、他の公園・学校園の測定をするとした点については、すぐに取組まれていて、HPで公表されています。http://goo.gl/f6PnGQ 子ども全国ネット)


 土中の金属製カプセルが原因か 東京の公園で高放射線量
2015年4月28日 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015042801002098.html

東京都豊島区の公園で高い放射線量が測定された問題で、区は28日、土の中から掘り出した金属製カプセルから、原因とみられる放射性物質ラジウム226が検出されたと明らかにした。

24日にカプセルを含む土を取り除いた後は公園内の放射線量に異常はなく、区は26日から公園を一般に開放している。

区から依頼を受け調査していた「日本アイソトープ協会」によると、ラジウムはがん治療や、放射線測定器の機能チェックなどに使用されていたが、ガスが発生することがあるなど取り扱いが難しいため、最近は国際的に使用が控えられているという。






東京・豊島区の公園からラジウム含むカプセル発見

2015年4月29日 TBSニュース
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2480151.html

公園の土から、放射性ラジウムを含むカプセルを発見です。先週、東京・豊島区の公園ですべり台の下から1時間あたり500マイクロシーベルトの高い放射線量が測定された問題で、区は、土の中から放射性物質のラジウム226を含む直径3ミリのステンレス製のカプセルが見つかったと発表しました。

カプセルの放射能の強さは1ミリキュリー(=37メガベクレル)で、上部には数字の「1」と刻まれていることから、区では測定器の調整などに用いる物ではないかとみています。

公園で高い放射線量 原因はラジウム

2015年4月29日 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150429/k10010064501000.html
東京・豊島区の公園の地表で、高い放射線量が測定された問題で、土の中から掘り出したステンレス製のカプセルに放射性物質のラジウム226が入っているのが確認され、区はこの物質が高い放射線量の原因だったと結論づけました。
豊島区にある「池袋本町電車の見える公園」では、遊具のそばの地表の1か所で、1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が測定され、区は土の中から放射線を出していた塊を掘り起こして、専門機関で分析していました。
その結果、塊から直径3ミリ、高さ3ミリの円筒形のステンレス製のカプセルが見つかり、中に放射性物質のラジウム226が入っているのが確認されたということで、区はこの物質が高い放射線量の原因だったと結論づけました。区によりますと、カプセルには数字の「1」という文字が刻まれていますが、この場所にあった経緯などは分かっていないということです。
一方、区が設けた健康相談を受け付ける窓口には、これまでに322件に上る相談が寄せられていますが、健康被害を訴えるものはないということです。区は30日と来月2日の2回、専門家による説明会を開催するなど、引き続き、区民の不安を解消していきたいとしています。

【以下、豊島区HPより】


http://www.city.toshima.lg.jp/219/kenko/kenko/1504281144.html
区立「池袋本町電車の見える公園」で放射性物質が発見された事例に関する説明会および個別相談会(4月28日発表)

 この度、「池袋本町電車の見える公園」の一部で高い放射線量が測定された件について、事実関係と区の対応をご説明いたします。また、放射線の専門家の方に放射線とその影響についてのお話をいただき、あわせて個別相談会を開催します。

同じ内容で2回開催いたしますので、ご都合のよい回にお越しください。

講師


第一部 区の対応について


環境保全課長 増子 嘉秀

第二部 放射線について、健康への影響について

 国立保健医療科学院生活環境研究部


欅田 尚樹 部長

山口 一郎 上席主任研究官
第三部 個別相談会

日時と場所


第1回 平成27年4月30日(木)

 午後6時から午後8時
 区民ひろば池袋本町

第2回 平成27年5月2日(土)

 午後2時から午後4時
 豊島区民センター4階 第3・4会議室

※豊島区立「池袋本町電車の見える公園」の利用者を対象としております。


お問い合わせ

豊島区池袋保健所 健康推進課
Tel 03-3987-4174
Fax 03-3987-4178



http://www.nirs.go.jp/information/event/report/2015/0428.shtml


豊島区立「池袋本町電車の見える公園」での放射線量検出にかかる健康への影響について(改訂版)

Q1:当該の公園で毎日子供を遊ばせていました。子供に影響は無いでしょうか?
豊島区の発表によると、線量率(単位時間あたりの放射線の強さ)の高い場所は狭い範囲に限定されており、ガンマ線による外部被ばくのみであったとのことでした。最も線量率の高かった場所 (地表面で毎時480 マイクロシーベルト) にいたことがあるとしても、公園内で通常子供が遊ぶ動作の中では影響を心配する必要はないと考えられます。

Q2:一番線量の高いところに寝そべっていたらどうなりますか?

被ばく線量(放射線をあびた量)は、大まかには線量率×時間ということになりますが、通常公園で遊ぶ中での動作であれば心配する必要はないと考えられます。

Q3:公園の近くに住んでいるのですが、影響はありますか?

豊島区の発表によると、線量率の高い場所は限定されており、数m離れた滑り台の先端では平常数値(毎時0.07マイクロシーベルト)に下がっています。従って、公園の周辺にお住まいの人には心配する必要はありません。

Q4:毎日公園を散歩していましたが、大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によると、線量率の高い場所は限定されていました。普通に散歩したりしていた場合、そのような部分を通過する時間はごくわずかと考えられ、心配する必要は無いと考えられます。

Q5:子供が滑り台の近くで最近転んでけがをしているのですが、大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、今回は土壌の汚染は無かったとのことですので、傷口から放射性物質が入る内部被ばくの心配はありません。

Q6:子供が公園の土を口にしたことがあるのですが、大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、今回は土壌の汚染は無かったとのことですので、口から放射性物質が入る内部被ばくの心配はありません。

Q7:公園の土埃をすったり、洗濯物や布団に土埃が付いたりしたことがあります。大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、今回は土壌の汚染は無かったとのことですので、土埃を介した被ばくの心配はありません。

Q8:今後公園を利用しても大丈夫でしょうか?

豊島区の発表によれば、放射線を出していた部分を除去することによって、線量は平常数値(バリケード内の地表面で毎時0.04~0.06マイクロシーベルト)に戻ったとのことです。また、周辺の土壌の汚染も無いとのことです。従って、今後公園を利用することについての心配はありません。

Q9:被ばくしたのではないか心配です。これ以上の被ばくを避けるために、しばらく医療機関で被ばくを受ける検査や治療を控えるべきですか。

医療機関での検査や治療(医療被ばく)は、環境から受ける被ばくとは別に患者さんにとって利益があるために行われるものです。医師と相談して検査や治療を受けてください。

Q10:妊娠しているのですが、胎児への影響はないでしょうか。

豊島区の発表によると、線量率の高かった場所は限定されています。最も線量率の高かった場所 (地表面で毎時480 マイクロシーベルト)にいたことがあるとしても、公園内で日常的に子供と遊ぶ動作の中では胎児奇形を起こす被ばく線量には届きません。

Q11:わたしがどれくらい被ばくしたのか調べる方法はありますか。病院に行けばわかりますか。

今回は外部の放射線からの被ばくのみでしたので、あなたの身体から直接、被ばく線量を測定することはできません。病院を受診しても調べることはできません。空間線量率とあなたがそこにとどまっていた時間から推定することになります。豊島区の発表によると、極めて限定された場所で高い線量率を検出していますので、公園内での日常的な動作の中では健康への影響はないと思われ、測定の意義はありません。

Q12:放射線に被ばくした後、その影響をなくす薬はないのですか?

影響を無くす薬ありません。高い量の放射線を被ばくして何らかの症状が出た場合、その症状を和らげるための処置を施すことはありますが、放射線でできたDNAの傷を治す薬はありません。



東京/謎のカプセル 人影はまばら

2015年04月30日  読売新聞

豊島区池袋本町の公園で測定された毎時480マイクロ・シーベルトの高い放射線量は、土の中に埋まっていたラジウム入りの小さなカプセルが原因だった。周りの土壌は汚染されておらず、放射線量も急減し、区は「安全宣言」を行ったが、公園で子供を遊ばせていた保護者の中には不安を抱く人もいる。

東武東上線下板橋駅近くの「池袋本町電車の見える公園」。住宅街の一角にあり、近所の親子連れらの憩いの場となっている。だが、28日は好天にもかかわらず、園内の人影はまばら。

2歳の孫と訪れた女性(73)は「普段は10人ぐらいの子供と、お母さんたちが遊んでいるのに……。気にしている人も多いのだろう」と話した。実際、別の幼児の親からは「放射性物質が本当になくなったのか信用できない」との声が聞かれた。

今月20日、「公園に放射線量が高いところがある」とのメールが区に届いた。調べたところ、滑り台が付いた遊具の階段部分で、区の基準値(毎時0・23マイクロ・シーベルト)を上回る毎時0・50~2・53マイクロ・シーベルトの放射線量を測定。階段を取り外すと、地表部分は毎時480マイクロ・シーベルトに跳ね上がり、23日から公園を立ち入り禁止にした。

区は土の中に放射性物質があるとみて掘り起こすと、直径3ミリ、高さ3ミリの円柱形のステンレス製カプセルが見つかった。公益社団法人日本アイソトープ協会(文京区)によると、放射性物質のラジウム226が密封され、上部には数字の「1」が刻印されており、放射線測定器が正しく作動するか点検するためのカプセルの可能性があるという。

この場所にはかつて、都のゴミ収集車の車庫があったが、区が購入、造成し、2013年に開園した。都が有機溶剤と鉛による土壌汚染の有無を調査したが、放射線量は対象外。他の場所から土は持ち込まれておらず、カプセルは造成前から埋まっていたとみられる。

区は26日、住民代表らが立ち会う中、公園の放射線量が基準値以下であることを確認、立ち入り禁止を解除。27日から区内の全ての公園や小中学校など、子供が利用する公共施設200か所以上の測定を始めた。池袋保健所で健康相談の窓口を開設し、30日、5月2日には専門家による説明会と個別相談会を開催する。

放射線医学総合研究所(千葉市)は「高い放射線量が測定されたのはごく狭い範囲。公園内を遊び回る子供が長時間、被曝ひばくしたとは考えにくい。仮に子供が土をいじって口に入れたことがあっても、内部被曝の恐れはない」としている。

福島/復興庁「心の復興」後押し 今年度から事業 本県関係11件1次採択

2015年4月29日 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015042922486

復興庁は今年度から東日本大震災や東京電力福島第一原発事故による避難者の生きがいづくりを後押しする民間団体の取り組みを支援する「心の復興」事業を始める。28日、本県関係11件を含む22件の1次採択を発表した。
 
仮設住宅での生活が長期化している避難者らの心のケアやコミュニティーづくりが重要な課題になっていることから創設した。22件の支援総額は計6230万円で、仮設住宅の避難者ら約7500人が参加する予定。
 
本県関係の1次採択は【表】の通り。富岡町の3・11を語る会による避難者が復興の現状と思いを語り伝える取り組みなどが採択された。
 
竹下亘復興相は28日の閣議後記者会見で「震災から4年以上が経過し、ソフトの部分が非常に重要度を増している。事業を通して被災者の心の復興に寄与していく」と語った。






2015/04/28

千葉/反対求める要望書 知事に市原の市民団体 【汚染焼却灰】

(処分場問題が取りざたされる各地では、こうして「子どもを守る会」がその問題に取り組んでいます。焼却が始まると、放射性物質の拡散による再汚染が懸念されるためです。子ども全国ネット)

2015年04月28日 千葉日報
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/253557

放射性物質を含む指定廃棄物の処分場候補地に千葉市中央区の東京電力千葉火力発電所が選定されたことに対し、同区に隣接する市原市の市民団体が27日、「候補地は直下型地震の危険性がある」などとして千葉県に反対するよう求める要望書を森田健作知事宛てに提出した。

提出したのは「放射能汚染から子供を守る市原の会」(林由吉代表)。要望書で同会は「千葉火力敷地は活断層に囲まれ直下型地震の危険性がある。液状化や津波のほか、ノリの産地である東京湾の風評被害も懸念される」などと訴えている。

県庁で記者会見した林代表は「候補地から3キロ以内に学校や住居もあり、同意できない。県の見解を聞きたい」と話した。今後、千葉市にも同様の要望を行うという。





2015/04/26

「ただ、ふつうの生活をしたいだけ」――応急仮設住宅(みなし仮設)の供与期間について/ママレボ通信より


2015年4月26日 ママレボ通信 
http://momsrevo.blogspot.jp/2015/04/blog-post_26.html


昨年(2014)年5月28日、応急仮設住宅(みなし仮設)の供与期間が2016年3月まで延長されたことが発表されました。今年(2015)年も、「5月中の発表を目指している」と関係者への取材で明らかになっています。
現在、福島県と政府とで協議が行われているところです。供与期間が2017年3月まで延長されるかどうかは、自主避難者にとって、死活問題です。

このタイミングで、都内に避難している方に対し「都営住宅の申し込みについて」というお知らせが届いています。これは、4月22日付で発送されたもの。

このお知らせを受け取った多くの方が「とうとう借上住宅(みなし仮設)を追われるのか」という不安を感じたといいます。
都営住宅への転居は、決して避難者の救済とは言えません。ごく一部の人にとっては、ひとつの選択肢になり得るのかもしれませんが(少なくとも、『都営住宅に転居したい』と言う方は1人も知りませんが)応急仮設住宅(みなし仮設)の打ち切りともとれるお知らせは、新たな経済負担・生活環境が変わることへの不安を与えるものです。

「ぎりぎりの二重生活(夫は福島県、母子で避難中)をしているので、借上住宅の供与が終了してしまったら、避難生活を続けることができない」

「夫が仕事をやめて一緒に避難をはじめた。当時は貯金を切り崩して生活していた。ようやく仕事を見つけたが、それでも収入は半減した。借上住宅があるから何とか生活できている」

「子どもが、震災後の避難で、突然転校したために円形脱毛症になってしまった。もう二と度と転校させたくない」

「『ここから出て行け』と言われても、行き場がない。それに、せっかく慣れた今の学校を転校させたくない。でも、このあたりで新しく部屋を借りるのは、家賃が高すぎる・・・」

 「経済的なことを考えると、借上住宅の終了が、避難生活の終了、と決めていた。とうとう戻ることを考えなくてはならないのか・・・と思うと、不安でならない」

「ただ、ふつうの生活をしたいだけなのに」

そう、もらす避難者もいます。
避難生活を継続したいと願う自主避難者にとって、「住まい」が安定しないことは、大きな負担になっているのです。

また、これは自主避難者だけの問題だけでもありません。
たとえば、強制避難を余儀なくされた避難指示区域の避難者の中でも、お年寄りの場合は、応急仮設住宅(みなし仮設)に住み続けたいという方もいます。

「今さら家を買っても仕方がない。かといって、ようやく慣れたいまの生活環境を変えたくない。借上住宅に住み続けられるのであれば、そのまま住み続けたい」

「もう、家を買っても仕方がないと思って、お墓を買った。だから、行く場所があるわけではない」

という声も聞かれます。
仮に「お金を払ってもいいからこのまま住み続けたい」と願っても、それが叶わないケースも多いのです。応急仮設住宅(みなし仮設)の供与の打ち切りは、多くの原発避難者の生活を根底から揺るがすものです。

4月9日の参議院予算委員会で福島瑞穂議員がみなし仮設について質問をした際、安倍総理は

「政府としてお住まいになられているみなさまの安心にしっかりと沿えるよう、被災自治体と緊密に連携しながら適切に対応していく」

と答えています。
まもなく、延長の決定が発表されるという5月。避難者一人ひとりの生活に思いを巡らせた、誠意ある対応が待たれます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

毎日新聞が、3月からこの問題を取り上げています。

みなし仮設住宅の問題はわかりにくさが伴いますが、以下の記事は、応急仮設住宅(みなし仮設)の問題点を、わかりやすく伝えています。

●4月17日朝刊
「自主避難者、先行き不安 仮設住宅後、見通せず 1年ごと延長「せめて数年に」」
http://mainichi.jp/shimen/news/20150417ddm003040046000c.html
「みなし仮設は他と違うの?=回答・日野行介」
http://mainichi.jp/shimen/news/20150417ddm003070051000c.html

たくさんの方がこの問題に関心を持ち、供与期間の延長が実現することを願います。
また、それとは別に、終わりの見えない「原発避難」であることを鑑みて、避難者の住まいの安定を確保する新たな仕組みができることを強く願っています。

ほか、掲載記事は、こちらから↓
http://momsrevo.blogspot.jp/2015/04/blog-post_26.html

東京/高い放射線量測定の公園、3日ぶりに封鎖を解除

(豊島区の「放射線の影響で、わずかでも発がんリスクが高くなるのは、放射線量が100ミリシーベルト以上」「今回の毎時480マイクロシーベル…100ミリシーベルトになるためには、公園の中の放射線量が最も高い場所に、200時間強、つまり1日1時間として週4日、1年間じっとして動かずにいる、という計算に」という説明についてはどうでしょうか。被ばくについて不安になっている保護者への説明のつもりであれば、もう少しちがう説明になるのではないかと思います。子どもはしばし、じっと座って遊んでいたりします。気になるのは、部分的な被ばくです。もちろん、すぐに急性症状が出るわけではないでしょうが、みんな晩発性の影響を懸念しているのだと思います。子ども全国ネット)

高い放射線量測定の公園、3日ぶりに封鎖を解除
2015年4月26日 13時34分 TBSニュース 
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2478086.html

高い放射線が測定された東京・豊島区の公園について、区は26日午後、3日ぶりに封鎖を解除しました。

封鎖が解除されたのは「池袋本町電車の見える公園」です。この公園では、1時間あたり500マイクロシーベルトの高い放射線量が測定されたため、24日から封鎖されていました。

豊島区が24日放射性物質を含むとみられる土のかたまりを取り除いたところ、放射線が基準値以下に下がり、土壌への汚染なども確認されなかったことから、区は26日午後1時、公園の封鎖を解除しました。


















公園の安全を確認 26日に立入禁止措置解除へ 
2015年4月25日 18時47分 NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150425/k10010060921000.html

公園の安全を確認 26日に立入禁止措置解除へ

高い放射線量が検出されたため立ち入り禁止になっていた東京・豊島区の公園について、区は25日に放射線を出していた塊を採取したあとの園内の放射線量を測定した結果、安全が確認されたとして、26日に立ち入り禁止の措置を解除することを決めました。

豊島区にある「池袋本町電車の見える公園」では、子ども向けの遊具のそばの地表から1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が検出されたため、区は公園への立ち入りを禁止するとともに、24日に放射線を出していた塊を採取しました。


区は25日に園内の放射線量を測定した結果、最も高い値を示していた場所で、1時間当たり最大で0.04マイクロシーベルトから0.06マイクロシーベルトまで大きく下がったほか、ほかの地点についても通常の値に収まっていたということです。このため区は安全が確認されたとして、公園の立ち入り禁止の措置を26日午後1時に解除し、併せて区民向けの説明会を園内で開催することを決めました。


近所に住む40代の女性は「不安は完全には消えないけど、心配していたので、とりあえずよかったです」と話していました。
















◎以下、豊島区HPより◎


池袋本町電車の見える公園の安全が確認されました
(速報)(4月25日発表)
http://www.city.toshima.lg.jp/012/kuse/koho/1504251635.html

区民の皆様には、「池袋本町電車の見える公園」(池袋本町4-41)での高放射線量検出に関し、大変ご心配をおかけしており、誠に申し訳ありません。
本日25日、区及び区が依頼した専門機関の公益社団法人日本アイソトープ協会とで、公園内の放射線調査を実施しました。
調査の結果、園内の放射線量は通常の数値内にあり、また土壌への汚染も確認されなかったことから、午後3時15分、第11回危機管理対策本部会議において、本部長である区長が同公園の安全を宣言しました。

なお、公園の封鎖については、混乱防止のため本日は解除せず、明日午後1時より、地域の方々に安全性を確認いただいた上で、解除することとしました。
今後の対応策等については、順次お知らせいたします。


【調査結果の概要】

 空間放射線量率
23日に高放射線量が測定された地表周辺(バリケード内)を1メートルメッシュで測定したところ、いずれの地点の計測値も毎時0.04~0.06マイクロシーベルトで平常数値内でした
 汚染調査
同じエリア内の地表面を悉皆的に計測したところ、汚染を示す異常値は検出されませんでした


【日本アイソトープ協会による見解】
線源である放射性物質は、昨日の試掘の際に掘削・搬出した土壌内にとどまり、すでに除却されたものと考えられます
除却後、放射線量が平常値に戻り、汚染調査でも異常が検知されないことから土壌中に放射性物質が漏れ出していることはありません
放射性物質は密閉された状態で除却されたものと考えられ、除却後の公園については、すでに安全な状態にあると言えます

お問い合わせ
総務部危機管理担当課長




区立「池袋本町電車の見える公園」での放射線量検出にかかる健康への影響について(改訂版) (4月25日発表)
http://www.city.toshima.lg.jp/219/1504241713.html

【安全宣言について】
Q 本日、区が「池袋本町電車の見える公園安全宣言」を出しました。これは、どういうことでしょうか?

A 4月23日に、この公園の遊具の周辺の土壌表面を測定したところ、地表面で毎時480マイクロシーベルトでした。
24日には、線量の高い箇所の調査を行ったうえでその部分を除去したところ、除去後の線量は極めて低くなりました。そのため、除去部分に放射性物質が含まれていたと考えられました。
念のため、本日公園内を細かく区切って線量測定を行った結果、園内では高い値は見られませんでしたので、本日15時15分に「池袋本町電車の見える公園」の安全宣言を出しました。


【公園で見つかった放射性物質について】
Q1 除去された放射性物質は何でしょうか?

A1 ラジウムでした。ラジウムは、以前は、工業用や医療用に使用されていましたが、どのような経緯で、園内の土壌中に入っていたのかはわかりません。
除去部分の放射線を調べたところ、アルファ線は全く出ておりませんので、このラジウムは密封状態のままであったことがわかりました。つまり、除去したラジウムは、密封された状態であり、放射線(ガンマ線)を出してはいたものの、ラジウムそのものは外に漏れてはいなかった(周囲への放射能汚染はなかった)、ということです。


Q2 放射性物質・放射能・放射線って何が違うのでしょうか?

A2 電球にたとえてみましょう。
放射性物質は「電球(光を出すもの)」、放射線は「光(出るもの)」にたとえられます。また、「電力(光を出す力)」は「放射能(放射線を出す力)」に当たります。


Q3 公園内のラジウムはどんな状態だったのですか?

A3 密封されていました。密封状態のラジウムからは、放射線(ガンマ線)が出ていましたので、「ガンマ線による外部被ばく」の状態と言えます。(ガンマ線の線量は、地表面で毎時480マイクロシーベルトでしたが、線量が高い範囲が狭いために、公園利用者の方について人体に影響はないと考えられます。)
また、周囲へはラジウムは漏れていません。つまり、周囲の土への放射性物質の汚染はありません。したがって、公園の利用者の方に対して、漏れたラジウムが体内に入ることはありませんし、体内に蓄積することもありません(内部被ばくはありませんでした)。公園で遊んだ場合に、手や衣服に放射性物質が付着することもありません。
なお、ラジウムを除去した後は、園内にラジウムがなくなったことを確認しましたので、公園の安全は確保されています。


【健康への影響について】 
Q1 毎時480マイクロシーベルトという数値について、どのように考えればよいでしょうか?

A1 シーベルトという単位は、人が受ける放射線量を表す単位です。
放射線の影響で、わずかでも発がんリスクが高くなるのは、放射線量が100ミリシーベルト以上の場合です。

今回の毎時480マイクロシーベルトという値について考えてみましょう。
100ミリシーベルトになるためには、公園の中の放射線量が最も高い場所に、200時間強、つまり1日1時間として週4日、1年間じっとして動かずにいる、という計算になります。

高い線量が検出されたのは、1か所のみで非常に狭い区域です。(毎時480マイクロシーベルトが検出されたのは二つのすべり台が組み合わさった遊具がある地表部分です。そこから数m離れた滑り台の先端では毎時0.07マイクロシーベルトに下がります。また、地表0cmでは毎時480マイクロシーベルトですが、地上1mでは毎時5~6マイクロシーベルトになります。)

周辺の線量は通常の低い値ですので、公園を利用していても、園内を自由に動き回っていれば、リスクは低いことがわかります。
加えて、吐き気などの「急性影響」が出るような数値では全くありませんから、健康上のリスクは低い、ということになります。

単位について
1,000マイクロシーベルト = 1ミリシーベルト
1,000ミリシーベルト   = 1シーベルト


Q2 専門機関の見解はどうでしょうか?
A2 除去前の公園利用について、専門機関の見解を伺いましたところ、下記の通りでした。区としては、この見解を受けて、健康への影響はないと考えております。

【原子力規制庁】
「線量が高い範囲は狭く、長い時間立ち止まるような場所ではないため、普通に遊んでいる場合であれば、人体に影響はない。」

【国立研究開発法人 放射線医学総合研究所】
「線量が高い場所が限局しているため、公園内で通常子どもが遊ぶ動作の中では、影響を心配する必要はないと考えられます。」

【健康相談について】
Q1 健康への影響はない、ということですが、詳しく相談したい場合の窓口はありますか?

A1 引き続き、池袋保健所健康推進課の相談窓口をご利用ください。
健康相談窓口  池袋保健所健康推進課 保健指導担当
電話 03-3987-4174
開設時間  8:30~17:15(平日)
(4月26日(日)は、8:30~19:00です。)


Q2 公園をよく利用している周辺の住民に対して、説明会等はありますか?
A2 「池袋本町電車の見える公園」の周囲にお住いの方に向けて、説明会や放射線の専門家による個別相談会を予定しておりますのでご参加ください。詳しくは、区ホームページでご案内いたします。

お問い合わせ先
池袋保健所健康推進課
保健指導担当
03-3987-4174


沖縄・球美の里 ★第44次保養 5月14日~5月23日 ★第45次保養 6月1日~6月10日 参加者募集

沖縄・球美の里 いわき事務局からのお知らせです。


福島県外のみなさまへ
沖縄・球美の里では44次・45次保養の参加者を大募集しております。
通常は対象区域外となっている地域からの参加者も大募集しております。
1年にあるかないかの機会ですので、ぜひご検討くださいませ。


沖縄・球美の里  

★第44次保養
5月14日~5月23日 対象者:未就学児と母親 募集中

★第45次保養
6月1日~6月10日 対象者:未就学児と母親 募集中
(44次のみ20,000円の交通費の特別補助有り!お見逃しなく! →詳細:http://kuminosato.net/archives/3269/

申し込み先:
FAX/TEL: 080-5844-0788 EMAIL: tarachine@bz04.plala.or.jp
申込み書郵送:〒971-8162 福島県いわき市小名浜花畑町11-3 カネマンビル3階
NPO法人 いわき放射能市民測定室たらちね気付 沖縄・球美の里 いわき事務局
(*^。^*) お申込みをお待ちしております!
担当 いわき事務局 のざき
*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*:;;;;;:*★*
NPO法人いわき放射能市民測定室Tarachine
〒971-8162
福島県いわき市小名浜花畑町11-3 カネマンビル3F
TEL/FAX 0246-92-2526
測定室HP:http://www.iwakisokuteishitu.com/
沖縄・球美の里HP:http://kuminosato.net/


富山/トークイベント:氷見出身・鎌仲ひとみ監督「各自の選択、尊重を」 原発事故後の福島、映画化

2015年04月26日 毎日新聞 地方版
http://mainichi.jp/area/toyama/news/20150426ddlk16040155000c.html


氷見市出身の映像作家、鎌仲ひとみ監督(56)の最新作「小さき声のカノン−選択する人々」(119分)の上映と本人によるトークイベントが、氷見市伊勢大町2の氷見キネマであった。放射能に対する意見や受け止め方が多様にある中、一人一人の選択肢を増やし、尊重する必要性を訴えた。

2011年の東京電力福島第1原発の事故前から「核・被ばく」をテーマとしてきた監督。最新作では、事故後を生きる福島県二本松市の母親たちやチェルノブイリ原発事故を経験したベラルーシの人々を取材。悩み、葛藤しながらも、子供を守りたいという小さな声に耳を傾けた。

上映後、鎌仲監督は「原発事故がもたらした影響は多層的、多様」と指摘。「復興」が前面に押し出される一方、被ばく線量を低減させるため、土地や食物の放射能汚染が少ない地域で過ごす「保養」の必要が注目されない点を問題視し、保養のための基金創設への意欲を示した。

同館での上映は5月1日まで。

氷見キネマ
http://www.himi-ekimae.com



2015/04/25

福島/空間放射線量:福島市内平均0.31マイクロシーベルト マップ公開

(この福島市作成のマップに大いに疑問があります。年間1ミリシーベルトを元に算出したはずの、0.23μSv/h以上の地点が、まだたくさんあるにも関わらず、今のマップは、全体が水色のトーンで、どこも安全かのような錯覚を起こします。でも、平均しても、まだ0.31μSv/hと0.23を超えているのです。まだ、測定した範囲の1/3の地点しか0.23を下回っていません少しでも市民の安全を願うなら、わかりやすい色分けに変えて、0.23以下も区分するなどして、クリーンスポットを表示したら、子どもたちの遊び場の参考にできると思います。子ども全国ネット)


0.23以上あっても、同じような水色!!
作為的としか言いようがない色分けです。
























2015年04月25日 毎日新聞 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/m20150425ddlk07040277000c.html

福島市は23日、市内全域の空間放射線量(2月23日〜3月9日)の測定結果をまとめたマップを公開した。原発事故後、5回目の作成で、事故直後(2011年6月)の値と比べて平均76・7%減の毎時0・31マイクロシーベルトだった。

測定は市内の居住地909区画と山間地11区画の計920区画で実施。1区画当たり3地点を選び、高さ1メートルの空間放射線量の平均を出して、線量の高さに応じて色づけした。

市の除染の目標となっている同0・23マイクロシーベルト未満となったのは全体の34・1%(314区画)で、0・23マイクロシーベルト以上0・5マイクロシーベルト未満は56・1%(516区画)を占めた。0・5マイクロシーベルト以上0・75マイクロシーベルト未満は9%(83区画)、0・75マイクロシーベルト以上1マイクロシーベルト未満は0・8%(7区画)−−だった。

市内で比較的線量の高い渡利地区は11年6月比で79・4%減の同0・46マイクロシーベルト、大波地区は同期比75%減の同0・56マイクロシーベルトだった。

空間放射線量が事故直後に比べて低くなってきていることについて、市の担当者は「除染や、風雨で放射性物質が地表などから移動したことが要因」とみている。

マップは市のホームページで公開しているほか、5月の市の広報誌とともに全戸配布する。


以下、福島市HPから〜
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/29/houshasenmonitaring150422.html

全市一斉放射線量測定結果について -放射線量測定マップ(平成27年2月23日から3月9日実施)をアップしました-

平成27年2月23日から3月9日にかけて市内全域の920区画、3,292地点の空間線量を測定し、これに基づき、全市放射線量測定マップを作成しました。
 〔測定条件〕
  1. 測定高さ1メートル
  2. 1区画内3地点を選定し、その平均値をメッシュの放射線量の値とする。
  3. メッシュの区画については、居住地は500メートル四方、山間部は1,000メートル四方で区切っています。

全市放射線量測定マップ

全市放射線量測定マップ(全体図)こちらからダウンロードできます↓
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/41374.pdf



より詳細に見られるよう5区域に分割し、拡大したマップについては、後日ホームページに掲載します。

各地区の平均環境放射線量の推移
全市放射線量測定マップの作成を開始した平成23年6月以降の各地区における平均環境放射線量の推移は下表のとおりです。







   

過去の全市放射線量測定マップとの比較

平成24年3月から今回作成した全市放射線量測定マップの経年変化は下図で確認できます。

全市放射線量測定マップ経年変化 
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/41377.pdf
↑こちらからダウンロードできます。

全体図↓



















上下に分けて拡大してみました↓



宮城/タケノコ出荷制限が解除に 白石と丸森2地区

2015年04月25日 毎日新聞 地方版
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/m20150425ddlk04040141000c.html


東京電力福島第1原発事故による放射性物質の影響で出荷制限が続いていた白石市と丸森町丸森、小斎両地区のタケノコについて、国は24日、安全性が確認されたとして出荷制限を解除した。県内のタケノコの出荷制限解除は、昨年4月の丸森町耕野地区以来。栗原市全域と、丸森町の残る5地区では出荷制限が続く。

県林業振興課によると、両市町のタケノコからは2012年4月に国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出され、翌月から出荷が制限されていた。制限解除後も出荷前の検査や、週1回の定期検査などで安全性の確認を続ける。


茨城/取手市産タケノコ、出荷制限を解除

(4年経って、今年は次々と出荷制限が解除されています。100ベクレル以下が安全というわけではありません。59Bq/kgのタケノコ、出荷制限が解除されると、地域の給食に出るのではないかと懸念されます。「(4年経ったから)もう安心!」ではない実態を知ってほしいです。 子ども全国ネット)

2015年04月25日 毎日新聞 地方版
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/m20150425ddlk08040071000c.html


政府は24日、取手市産タケノコの出荷制限を解除した。県によると、昨年4月21日〜5月13日と今月16日に採取した計47検体の放射性物質検査をしたところ、いずれも食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回る59ベクレル以下だった。

福島復興再生特措法:改正案が成立

(官邸にドローンがセシウムを撒き、豊島区の公園で480μSv/hが計測され、メディアが騒いでいる間に可決された法律。帰還後の生活拠点整備などに向けた施策の対象地域は、なんと、年間被ばく線量が50ミリシーベルトを超えない地域! 「公衆被ばく限度は、1ミリシーベルト」と、豊島区の公園の被ばく量について、解説されていたはずです。このおかしさに多くの人に気がついて欲しいです。子ども全国ネット)


毎日新聞 2015年04月25日 
http://mainichi.jp/shimen/news/m20150425ddm005010058000c.html


東京電力福島第1原発事故の避難住民の帰還に向けた生活拠点整備を財政支援する福島復興再生特別措置法の改正案が、24日の参院本会議で、生活の党を除く各党の賛成多数で可決・成立した。

改正法は、福島県内の帰還困難区域(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)を除く避難指示区域や避難解除区域で、▽帰還後の生活拠点の整備に向けた用地買収・インフラ整備にあてる交付金の創設▽住民が事業を再開するための設備投資資金の税制特例の適用−−などが柱となる。

放射能汚染の有無、東日本で調査 協力者募集


2015年4月25日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150425_73015.html


東京電力福島第1原発事故に伴う放射能汚染の有無を市民の連携でチェックするウェブサイト「みんなのデータサイト」の関係者らが、統一された手法で東日本全域の土壌の状況を調べる「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を進めている。調査地点を増やして精度を高めたいと、土壌採取などの協力者を募っている。

空間放射線量の測定だけでは分からない汚染の全体像を把握するには土壌のチェックが意味を持つと、昨年10月に試験的にプロジェクトに着手した。
 
調査は東北6県や関東など東日本17都県の放射能を測定している各地の民間団体が連携。3月までに約200地点で採取し測定を行った。今月から土壌採取の協力を一般市民に広く呼び掛けるなど本格始動させた。当面は来年3月まで1700地点での調査を目指す。
 
「原発事故から4年がたったいま、冷静なデータを基に放射能の影響の現状を広域的に捉えることが必要」。プロジェクト事務局長を務める「こどもみらい測定所」(東京)の石丸偉丈(ひでたけ)代表は、狙いをこう説明する。
 
各地の状況を同じ基準で比較できるよう「深さ5センチの土を採取」など、調査マニュアルを作った。採取した土はビニール袋に入れて袋の上からもんで混ぜ、事務局が指定した民間団体の測定室に送付する。測定結果はウェブの地図上などに分かりやすく公表する。
 
17都県でそれぞれ100カ所以上をまずは測定。その上でより精密なデータ集積を図るため、各都県の測定地点を3倍の300カ所に増やすことを目標とする。石丸さんは「より正確なデータを蓄積するため、多くの方々の協力をいただけたらありがたい」と呼び掛けている。
 
連絡先はみんなのデータサイト事務局070(5583)7219。

プロジェクトの狙いや進め方を語る石丸さん



埼玉/『チェルノブイリ28年目の子どもたち』上映&シェア会@武蔵浦和コミセン

5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・さいたま(すこやかさいたま)からお知らせです。
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『チェルノブイリ28年目の子どもたち』(2014/43分)の上映&シェア会のお知らせです。
福島第一原発事故から4年経ち、周囲で、福島や放射性物質に関心を持ち続けている人が少なくなってきたと感じます。

この時期だからこそ、チェルノブイリで事故後28年どのような対策が取られてきたか、どのような症状があらわれているのか、改めて知って考えたいと思います。


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福島第一原発事故から4年が経ちました。そして、1986年のチェルノブイリ原発事故から、29年が経とうとしています。


『チェルノブイリ28年目の子どもたち』は、昨年、事故から28年が経ったウクライナの現地取材の報告です。学校や医療機関でどのように健康診断を行い、保養につなげているのか。子どもたちの健康状況は?今の日本にとって参考になる取り組みや日々の暮らし、行政や専門家の声がまとめられています。

『チェルノブイリ28年目の子どもたち』(2014/43分)
予告・内容 → http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1765

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『チェルノブイリ28年目の子どもたち』上映&シェア会@武蔵浦和コミセン

【日時】 4/28㈫10:00~12:00  (受付9:45~)
【場所】 武蔵浦和コミセン(サウスピア)8階   第9集会室
      JR武蔵浦和駅 西口徒歩2分
【参加費】 500円


【タイムスケジュール】
9:15~会場準備
9:45~受付
10:00~上映(43分)
上映後、意見交換&シェア会
12:00 終了

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★お申し込みはこちら(こくちーず)から
  http://kokucheese.com/event/index/286735/

東京/公園から放射性物質 今日中に公園を開放へ

公園から放射性物質 今日中に公園を開放へ
2015年4月25日 11:53 テレ朝ニュース(動画あり)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000049167.html

東京・豊島区の公園で遊具の脇の土の中から放射性物質が見つかった問題で、放射線の再調査が行われました。

豊島区池袋本町の「電車の見える公園」で、遊具脇の地面から1時間あたり480マイクロシーベルトという非常に高い放射線量が検出されていました。豊島区が24日に土を採取したところ、ラジウムとみられる放射性物質が見つかり、これを取り除いたところ、放射線量が大幅に下がったということです。区では安全を確認するため、25日午前中から放射線量の再調査を行っています。安全が確認されれば、25日中に公園の大部分を開放する方針です。







公園で高い放射線量 豊島区、
立ち入り禁止措置をきょうにも解除
2015/04/25 12:41 FNNニュース(動画あり)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00291103.html

東京・豊島区の公園で高い放射線量が確認された問題で、豊島区は、公園の安全が確認され次第、立ち入り禁止措置を、25日にも解除することを決めた。

国の除染基準値を大幅に超える、毎時480マイクロシーベルト(μSv)の放射線量が確認された「池袋本町電車の見える公園」では、25日も、業者による調査が行われた。

24日、高い放射線量が確認された、遊具の周辺を掘り起こしたところ、放射線量は、毎時0.06マイクロシーベルトまで下がっており、豊島区は、安全が確認され次第、公園の立ち入り禁止措置を解除する方針。

また、区内で子どもが利用する、およそ330の施設全てで、今後、放射線量の調査を行うとしている。



東京・豊島区の公園で安全確認の放射線検査
2015年4月25日 11時53分 NHKニュース(動画あり)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150425/k10010060651000.html

東京・豊島区の公園で安全確認の放射線検査
1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が検出された東京・豊島区の公園で、放射線を出していた塊が採取され数値が大幅に下がったことから、区は園内の立ち入り禁止の措置を解除するかどうか判断するため、園内の放射線量を詳しく測定しています。

豊島区にある「池袋本町電車の見える公園」では、地表の1か所から1時間当たり最大で480マイクロシーベルトという高い放射線量が検出されたため、区は公園への立ち入りを禁止しています。区が24日に高い放射線を出していた塊を採取したところ、この地点の放射線量は1時間当たり最大で0.06マイクロシーベルトまで下がりました。


区は園内の立ち入り禁止の措置を解除するかどうか判断するため、25日に公園の放射線量を測定していて、最も高い値を示した遊具の周辺で職員など10人余りがひもで縦横1メートルの区画に区切ったあと、区画ごとに専用の装置を使って放射線量を測定していました。

豊島区の石井昇土木担当部長は「詳細な計測を行い、問題が無ければ安全宣言ができる」と話していました。区は安全が確認されれば、午後にも公園の立ち入り禁止の措置を解除することにしています。