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つくば市民放射能測定所3周年報告会
市民が持ち込んだ食品などの放射性物質の測定を行っているつくば市妻木にある「つくば市民放射能測定所」の開設3周年報告会が18日開かれ、市民ら20人が参加した。
報告会では、3年間の利用実績や測定データなどが紹介された。利用例として「家庭菜園で作っているものを『食べていいのか』ということで測る人が多かった」などの例を紹介した。
測定所スタッフは、今後の課題として「子どもを持つ親に一番(測定所を)知ってもらいたいのに広まっていない」とした。
参加した市内の主婦(45)は「以前に龍ケ崎市周辺で収穫されたコメを測定所で測ってもらった。今の放射能の状態について知りたかった」と話した。
測定所スタッフの大森美佐さん(34)は「利用が落ち込んでいるのは『放射性物質が出なくなって測らなくなった』のではなく、単に関心が薄れているだけ」と述べた。
同測定所では、全国にある市民放射能測定所と共同で東日本地域17都県の土壌を測定する「市民による東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を今年から開始する。測定所では同プロジェクトへの市民の協力を呼び掛けている。
開設3周年報告会で測定データの報告する測定所スタッフ =つくば市妻木 |
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