2015/04/25

福島/空間放射線量:福島市内平均0.31マイクロシーベルト マップ公開

(この福島市作成のマップに大いに疑問があります。年間1ミリシーベルトを元に算出したはずの、0.23μSv/h以上の地点が、まだたくさんあるにも関わらず、今のマップは、全体が水色のトーンで、どこも安全かのような錯覚を起こします。でも、平均しても、まだ0.31μSv/hと0.23を超えているのです。まだ、測定した範囲の1/3の地点しか0.23を下回っていません少しでも市民の安全を願うなら、わかりやすい色分けに変えて、0.23以下も区分するなどして、クリーンスポットを表示したら、子どもたちの遊び場の参考にできると思います。子ども全国ネット)


0.23以上あっても、同じような水色!!
作為的としか言いようがない色分けです。
























2015年04月25日 毎日新聞 地方版
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/m20150425ddlk07040277000c.html

福島市は23日、市内全域の空間放射線量(2月23日〜3月9日)の測定結果をまとめたマップを公開した。原発事故後、5回目の作成で、事故直後(2011年6月)の値と比べて平均76・7%減の毎時0・31マイクロシーベルトだった。

測定は市内の居住地909区画と山間地11区画の計920区画で実施。1区画当たり3地点を選び、高さ1メートルの空間放射線量の平均を出して、線量の高さに応じて色づけした。

市の除染の目標となっている同0・23マイクロシーベルト未満となったのは全体の34・1%(314区画)で、0・23マイクロシーベルト以上0・5マイクロシーベルト未満は56・1%(516区画)を占めた。0・5マイクロシーベルト以上0・75マイクロシーベルト未満は9%(83区画)、0・75マイクロシーベルト以上1マイクロシーベルト未満は0・8%(7区画)−−だった。

市内で比較的線量の高い渡利地区は11年6月比で79・4%減の同0・46マイクロシーベルト、大波地区は同期比75%減の同0・56マイクロシーベルトだった。

空間放射線量が事故直後に比べて低くなってきていることについて、市の担当者は「除染や、風雨で放射性物質が地表などから移動したことが要因」とみている。

マップは市のホームページで公開しているほか、5月の市の広報誌とともに全戸配布する。


以下、福島市HPから〜
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/soshiki/29/houshasenmonitaring150422.html

全市一斉放射線量測定結果について -放射線量測定マップ(平成27年2月23日から3月9日実施)をアップしました-

平成27年2月23日から3月9日にかけて市内全域の920区画、3,292地点の空間線量を測定し、これに基づき、全市放射線量測定マップを作成しました。
 〔測定条件〕
  1. 測定高さ1メートル
  2. 1区画内3地点を選定し、その平均値をメッシュの放射線量の値とする。
  3. メッシュの区画については、居住地は500メートル四方、山間部は1,000メートル四方で区切っています。

全市放射線量測定マップ

全市放射線量測定マップ(全体図)こちらからダウンロードできます↓
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/41374.pdf



より詳細に見られるよう5区域に分割し、拡大したマップについては、後日ホームページに掲載します。

各地区の平均環境放射線量の推移
全市放射線量測定マップの作成を開始した平成23年6月以降の各地区における平均環境放射線量の推移は下表のとおりです。







   

過去の全市放射線量測定マップとの比較

平成24年3月から今回作成した全市放射線量測定マップの経年変化は下図で確認できます。

全市放射線量測定マップ経年変化 
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/uploaded/attachment/41377.pdf
↑こちらからダウンロードできます。

全体図↓



















上下に分けて拡大してみました↓



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