2015年10月01日 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/mie/news/20151001ddlk24040260000c.html
原発事故の被災地を舞台に母親たちの姿を描いたドキュメンタリー「小さき声のカノン−選択する人々」の上映会が11日、菰野町と津市の県内2カ所で開催される。
主催は、東日本大震災や福島第1原発事故に伴う避難者と県内の支援者をつなぐ活動をしている「311みえネット」。
作品は鎌仲ひとみ監督の最新作。福島とチェルノブイリ原発事故(1986年)の現場から、母親たちがさまざまな選択の場面に直面しながら、子供を守るため懸命に生きる姿を追っている。
上映時間は菰野会場(菰野町民センター)=午後1〜3時、津同(アスト津みえ県民交流センター)=同4時半〜6時半。いずれも上映後、鎌仲監督を交えたトークライブが行われる。料金は前売り大人1300円(中・高校生700円)、小学生以下無料。
みえネット代表の木田裕子さんは「東日本大震災から約4年半たった今でも、多くの母親が不安や複雑な思いを抱えながら生活している。そんな人たちを支えるために何ができるか、作品を通じて少しでも考えるきっかけになれば」と話している。
問い合わせ、申し込みは菰野会場=山口さん(080・3630・0424)、津同=高橋さん(080・3669・9820)。【松本宣良】
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