2015/12/11

福島第一原発 汚染水の放射性物質 濃度4000倍に

2015年12月11日 テレ朝ニュース
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000064178.html

福島第一原発で地下トンネルにたまっている汚染水の一部について、放射性物質の濃度が1年前の約4000倍になっていることが分かりました。

 福島第一原発では、建屋周辺に「ダクト」と呼ばれる地下トンネルがあり、津波で押し寄せた海水が汚染水となって約400tから500tがたまったままです。東京電力が今月3日にこの汚染水を調べたところ、1リットルあたり48万2000ベクレルの放射性セシウムを検出したほか、ベータ線を出す放射性物質も50万ベクレル検出しました。1年前に比べて約4000倍の数値で、急上昇した原因は分かっていません。東京電力では、周辺の地下水で放射性物質の濃度に変化がないことから、海など外部への流出はないとしています。

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