2015年12月11日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20151211/ddm/012/040/011000c
●東京
広報紙発行し交流 東京都江東区に暮らす避難者の自主団体「東雲(しののめ)の会」で広報紙の編集を担当している高橋佑治さん(72)
「全町避難が続く福島県富岡町に住んでいました。福島からの避難者約1000人が生活する『東雲住宅』で配っている広報紙『きずな』を仲間4人と4年前から月1回発行しています。
福島の環境とは大きく異なるタワーマンション型住宅の生活で、近所付き合いや過ごし方に戸惑う避難者がほとんどでした。ここでの人間関係を円滑にし、震災や原発事故で暗くなった心を少しでも明るくしようと自主団体を結成し、対策を検討しました。
集会所で週2回の交流会と広報紙発行を続けています。A4判両面に祭りや交流イベントなどの報告、今後の行事予定、地元・福島の情報などを載せています。避難生活がずっと続くわけではないので、将来の生活設計のための情報も充実させていきたいと思います」【柳澤一男】
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