http://mainichi.jp/articles/20151227/ddl/k37/040/257000c
放射能に不安を抱える地域の子どもたちを招いているNPO法人「福島の子どもたち香川へおいでプロジェクト」(高松市・伊藤洋理事長)の保養プログラムが、24〜28日の日程で行われている。今回は、福島県西郷村の小学5、6年生の児童約80人が香川、徳島両県の名所などを訪問している。
保養プログラムは2011年7月、福島県などに住む子どもたちを対象に、「不安を忘れてのびのびとした時間を過ごしてもらおう」と始まった。毎年、春夏冬の長期休暇中に実施している。今回は丸亀城や鳴門海峡の渦潮の見学などが盛り込まれた。
26日は、金刀比羅宮(琴平町)参拝を前に、中野うどん学校琴平校(琴平町)でうどん打ちを体験した。小麦粉に塩水をまぜて足で踏む工程に、児童は歓声をあげながら熱心に取り組んでいた。
西郷村立小田倉小6年の山下優斗君(11)は「うどん作りには力がいるのだと分かった。楽しかった」と笑顔を見せた。【道下寛子】
うどん作り体験で、生地を足で踏む福島県の児童たち =香川県琴平町の中野うどん学校琴平校で、道下寛子撮影 |
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