2016年2月28日 テレビ朝日
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000069254.html
福島第一原発事故の影響で村民全員の避難が続く福島県飯舘村について、放射能の状況を調べてきた研究者が集まり、5年間の汚染状況の推移などを発表しました。
福島市で開かれたシンポジウムには、放射能の研究者や村民ら約200人が参加しました。飯舘村の汚染状況を調べてきた京都大学の今中哲二助教や日本大学の糸長浩司教授は、独自の調査の結果、除染で放射線量が6割から7割ほど減っているなどと発表しました。一方で、依然として線量が高いホットスポットがあることも指摘しています。これについて、参加した村民からは「下がっても安心はできない」「自分は帰りたいが、子や孫の世代は難しい」などの意見が出ました。飯舘村の約6000人の村民全員が今も避難生活を強いられています。
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