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福島県の内堀雅雄知事は22日、東京の日本記者クラブで記者会見し、東日本大震災と東電福島第1原発事故から5年を迎える福島の現状について「事故から5年たっても県の面積の7%が避難区域のままで、当たり前の暮らしを奪われている。これが福島県の抱えている重い現状だ」と述べた。
福島県の避難者は現在、約9万9千人。内堀知事は「5回目の正月も自分の家ではない、ほかのエリアで過ごす方の気持ちにはつらいものがある。5年たっても約10万人が避難生活をせざるを得ない、この現状をぜひ知ってほしい」と訴えた。
復興の現状について説明する福島県の内堀雅雄知事 =22日午後、東京都千代田区の日本記者クラブ |
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