2016年02月28日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20160227-OYTNT50267.html
東日本大震災や東京電力福島第一原発事故で県内に避難した人たちを対象にした情報交換・交流会が27日、秋田市の県生涯学習センターで開かれ、岩手、宮城、福島県からの避難者約60人が参加した。避難者らによるミニコンサートもあり、参加者が耳を傾けた。
交流会を主催した県によると、県内への避難者(1日現在)は843人。このうち、福島県からの避難者は604人と、約7割を占める。
この日は、被災地の自治体職員が復興の進捗しんちょく状況を報告し、帰還に関する相談に応じた。また、避難者ら6人がミニコンサートを開き、ピアノやベースなどの演奏を披露し、参加者で復興支援ソング「花は咲く」を合唱した。
福島県郡山市から秋田市に避難している臼田麻美さん(36)はピアノ伴奏を担当。「3月に宮城の実家へ引っ越すため、記念に参加した。秋田での4年半の生活を振り返ると、いい思い出ばかりだった」と話した。
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