http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20160301/5603911.html
この会は、原発事故が起きた福島県などから関西に避難してきた人たちのグループが、大阪・梅田の地下街で開きました。
会場では、福島県郡山市から子どもとともに避難してきた森松明希子さんたちが、それぞれの体験や思いを集まった人たちに披露しました。
この中で森松さんは、震災直後、子どもの通う幼稚園では、原発事故の影響で外で遊ぶことができなくなり、これをきっかけに避難を考えるようになったと話しました。
夫は福島県に残って仕事をしているため、家族は離れ離れの状態で、震災から5年になる今も、事故の影響は続いていると訴えていました。
また、会場には、避難してきた人たちの思いをつづった文章や川柳が展示され、集まった人たちが熱心に見入っていました。
森松さんは「復興の遅れや、放射線への心配から、故郷に帰ることができない避難者がいることを知って欲しい」と話していました。
この会は、今月5日と6日を除いて、今月11日まで開かれています。
0 件のコメント:
コメントを投稿