http://mainichi.jp/articles/20160316/ddl/k13/040/176000c
東京電力福島第1原発事故から5年間の現状や課題を探る、毎日メディアカフェのセミナー「福島の今を知る」が15日、千代田区一ツ橋1の毎日ホールで開かれた。
福島県南相馬市の「ベテランママの会」代表、番場さち子さんと、東電福島復興本社の石崎芳行代表が対談した。
番場さんは、放射線影響に詳しい坪倉正治・南相馬市立総合病院医師に依頼して各地で放射線教室を開いた経験を話し、「全国の学校で放射線教育に取り組んでほしい」と提案した。
石崎さんは東電が賠償や廃炉のほか、まちづくりや雇用創出にも努めるとの考えを示し、「福島は風化と風評被害という二つの風に苦しんでいます。東電は福 島での責任を果たすために生かされている会社だと考えており、そのために全力を尽くします」と述べた。【斗ケ沢秀俊】
対談する番場さん(右)と石崎さん |
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