2016/07/03

「避難の協同センター」準備会より/「避難の協同センター」を7月12日に正式に発足させます

原発事故避難者の住宅支援継続を求めながら、同時に経済的、精神的に追い詰められて孤立化している避難当事者の皆さんと支援者が「共助の力」で、支えあう支援ができればと思います。

避難生活の長期化で多くの方が厳しい状況におかれ「せめて身体を温める、心を暖める」そのような支援から始めたいと思います。

【活動計画】
・県外避難者の「居住継続」や「生活」「健康」に関する相談
・県外避難者の孤立化防止と支えあいの場づくり
・原発事故被害者の「避難の権利」獲得の為の政策提言 

◆世話人代表  
加山久夫
(公益財団法人賀川事業団雲柱社理事長、明治学院大学名誉教授)
松本徳子(郡山市から川崎市に避難)
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「避難の協同センター」設立集会のお知らせ

原発事故による避難者の多くは、現在、災害救助法に基づく「借り上げ住宅制度」による住宅支援を受けています。この支援の打ち切りが来年3月に迫っており、避難者は経済的にも精神的にも追い詰められています。
住宅支援が打ち切られれば、行き場をなくしてしまう避難者もでてきます。最近の福島県の調査では、来年3月の支援打ち切り後の住宅が決まっていないとする回答が70%以上を占めました。

2012年6月に制定された「原発事故子ども・被災者支援法」では、被災者支援を行う国の責務について明記しています。さらに、第九条で、国が避難先での住宅の確保を行うとしています。それにも関わらず、国はその責任を果たしていません。

私たちは、国に対して引き続き住宅支援の継続を求めるとともに、避難者とともに助け合いながら生きる社会をめざし、「避難の協同センター」を立ち上げます。

「避難の協同センター」では、貧困対策・自殺防止・シングルマザー支援などを行ってきた市民団体とも連携し、避難者たちの相談をうけ、住居や生活、法律に関してのアドバイスを提供していきます。

日時:2016年7月12日(火)13:00~15:00
13:00~13:30 記者会見
13:30~15:00 設立集会
場所:参議院議員会館B107
  (最寄駅:東京メトロ・永田町1番出口すぐ、国会議事堂前から徒歩5分)

発言(敬称略):
松本徳子 (郡山市から神奈川県に避難:)
岡田めぐみ (福島市から東京都に避難:)
瀬戸大作 (避難の協同センター事務局長 パルシステム連合会職員)
熊澤美帆(福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク:SAFLAN)
満田夏花 (FoE Japan:)

主催: 「避難の協同センター」準備会
問い合わせ先:TEL 03-5225-7213 FAX 03-5225-7214
携帯:090-6142-1807(満田)/090-1437-3502(瀬戸)


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