2016/07/07

災害公営住宅が起工 富岡の曲田地区 第1期分50戸/福島

2016年7月7日 福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/07/post_13909.html

富岡町が復興拠点と位置付ける町内の曲田地区に整備する第1期分の災害公営住宅の建設工事安全祈願祭と起工式は6日、現地で行われた。

2LDKタイプの平屋40戸と3LDKタイプの2階建て10戸の合わせて50戸で、町立とみおか診療所の東側に建設する。集会所や遊歩道も設ける。町民のうち自宅が津波で被災したり、家屋を解体したりした人や、自宅が帰還困難区域にある人が対象。10月に募集を開始する。平成29年3月に完成予定。総事業費は約13億円。

安全祈願祭と起工式に町や県、国の担当者や施工業者、地権者ら約50人が出席した。宮本皓一町長、木幡浩復興庁福島復興局長らがくわ入れし、玉串をささげて工事の安全を祈願した。

起工式では宮本町長が「緑豊かで町民が生活しやすい、快適なまちの形成を目指したい」とあいさつ。来賓の塚野芳美町議会議長、御代典文県相双地方振興局長が祝辞を述べた。

町は30年3月までに災害公営住宅第2期分として100戸を整備する予定。

災害公営住宅第1期分の完成予想図


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