2016/07/22

汚染環境回復へ 三春に県の調査研究施設 /福島


2016年7月22日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160722/ddl/k07/040/122000c 

東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染された環境の回復に向けた県の調査研究施設「環境創造センター」のオープン式典が21日、施設がある三春町で開かれた。

センターは三春町や南相馬市などの施設で構成。放射性物質を分析する装置などを備え、昨年10月から一部で運用が始まっていた。国際原子力機関(IAEA)や日本原子力研究開発機構と連携し、県内に広がった放射性物質の実態を把握し、除染技術を開発して環境の回復につなげたい考え。

放射線や事故後の福島の歩みを学習できる展示室もあり、22日から一般公開される。

式典後、施設を見学した内堀雅雄知事は記者団に「世界の人たちにも来てもらい、原発事故や復興を目指す福島の姿を生で感じて将来への遺産になればと考えている」と語った。

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