2016/07/07

除染研究で意見交換 環境放射能除染学会/福島

2016年7月7日 福島民報
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/07/post_13908.html 

環境放射能除染学会の第5回研究発表会は6、7の両日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で開かれている。県内外の研究者らが汚染土壌の減容化や除染などに関する研究成果を発表し、実用化に向けて意見を交わしている。

溶出や昇華を組み合わせて放射性セシウムを取り出す手法や溶けた塩を繰り返し使って放射性セシウムを除去する方法などが提案された。

森林の放射性セシウムが里山などの低地に移るのを特殊な物質を用いて抑制する技術や個人被ばく線量データのリスクコミュニケーションへの活用、県内市町村を対象とした除染に関するアンケート結果などの発表もあった。

県内外の大学や研究機関などから約280人が参加している。7日も研究発表を行う。会員以外の当日参加は1万2000円。研究成果のポスター展示などは無料で見学できる。8日は関連行事として、環境省の共催で国際シンポジウムを同センターで開く。

専門家が取り組みの成果を披露した研究発表会

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