2016/02/15

除染目標「根拠なし」発言、野党が丸川環境相をさらに追及

2016年2月15日 TBSNews i
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2703254.html

国会では衆議院の予算委員会で集中審議が行われていますが、野党側は除染の長期目標を巡る発言の撤回に追い込まれた丸山環境大臣を追及しました。国会記者会館から報告です。

丸川環境大臣は年間1ミリシーベルトの除染の長期目標をめぐり、「何の科学的根拠もない」などとした自身の発言を国会でも撤回しました。

「反放射能派がわあわあ騒いだ中で、何の科学的根拠もなく、細野さんという環境大臣が1ミリシーベルトまで下げますとかですね、これは根拠があるわけであります。発言は事実なのかということと、撤回をされたということなのか」(民主党 長妻昭 代表代行)

「金曜日にメモを報道関係の方から入手をしていただきまして、私の発言で間違いなかろうということで、そのメモを確認をさせていただいて、その結果、福島に関連する部分については発言を撤回させていただいた」(丸川珠代 環境相)

また、民主党の古川元久議員は、消費税率の引き上げに合わせて導入が予定されている軽減税率について、「ファストフード店で飲み物とハンバーガーとポテトを買い、飲み物だけは店内で飲む場合、税率はどうなるのか」と質したところ、財務省は、「飲み物は外食扱いで10%、ハンバーガーとポテトはテイクアウト扱いで8%となる」と答弁しました。古川氏は「混乱が生じるのは明らかで、本当に軽減税率の導入を強行するのか」と批判しました。


丸川環境相、国会で被曝目標めぐる発言認める


2016年2月15日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASJ2H3D0NJ2HUTFK007.html

丸川珠代環境相は15日午前の衆院予算委員会で、東京電力福島第一原発事故への対応で国が追加被曝(ひばく)線量の長期目標として示している年間1ミリシーベルトは「何の科学的根拠もない」などと講演で発言したことについて、「福島に関連するところ(発言)をきちんと確認させていただいた。その結果、福島に関連する部分については発言を撤回させていただいた」と認めた。

民主党の長妻昭氏が「ひどい発言だ。国会では『記憶がない』と言っていたが、発言は事実なのか」と追及したのに答えた。

丸川氏はこれまで国会の場では発言を認めていなかった。9日の同委で「こういう言い回しをした記憶は持っていない」、10日の同委でも「記憶がない」などと答弁。12日の記者会見で一転して「言ったと思う」などと認めた。

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