2016年11月05日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20161105-124862.php
東京電力福島第1原発事故で全村避難が続く飯舘村は4日、食品を切り刻まず放射性物質濃度を測定できる非破壊式検査機器を1台導入、使用を開始した。村内のいいたて活性化センター「いちばん館」に設置した。村民は食品を持ち込み、10分間で測定することができる。
帰還困難区域を除いて来年3月31日に避難指示解除を控えていることから、村民の帰還に備え、村は来年度中にさらに9台導入し計10台態勢とする予定。菅野典雄村長は「しっかりと安全を確認し、自分で納得して食べてもらえれば」と話した。村内で実証栽培した野菜を測定した菅野一代さん(58)は「タッチパネル式で簡単な操作だった。気になることなので、測定して安心したいとの気持ちがある」と話した。
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