2015/08/29

8/29・30 東京・多摩/歌、読み聞かせ、物産展 被災地へ思い届け

2015年8月29日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150829/CK2015082902000117.html
物産展やステージショーなどで東日本大震災の被災地を支援する「ふるさとへ、とどけみんなの思い」が二十八日、多摩市永山一のショッピングセンター「グリナード永山」で始まった。三十日まで。

グリナードの商店会が主催するイベントで昨夏に始まり三回目。店内の二階広場を会場に、福島、宮城、岩手の東北三県の名産品が並ぶ物産展を開催。特設ステージでは、民謡歌手が自慢の歌声を披露し、福島県出身の歌手中村ブンさんがギターの弾き語りで会場を沸かせた。

また市在住の絵本作家・画家の夢(む)ら丘(おか)実果さんが、自著「とどけ、みんなの思い-放射能とふるさと」を読み聞かせた。原発事故で福島に取り残された動物たちの物語で、ふるさとを追われた猫の言葉を借りて「こんなことは二度とあってはいけない!」と訴えた。

ステージショーは二十九日は午後零時二十分から、三十日は午前十一時から。無料。問い合わせは、グリナード永山=電042(373)5411=へ。 (栗原淳)


原発事故後の福島を描いた自著を読み聞かせる夢ら丘さん(中)
=多摩市で



東京)震災復興イベントで読み聞かせやライブ 多摩

2015年8月29日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH8X56F0H8XUTIL01R.html

多摩市の商業施設「グリナード永山」で28日、東日本大震災の復興支援イベントが始まり、市在住の絵本作家夢(む)ら丘(おか)実果(みか)さん(47)らによる絵本の読み聞かせなどがあった。

各地の小中学校などで絵本の読み聞かせの活動をしている夢ら丘さんは、昨年2月に出版した「とどけ、みんなの思い 放射能とふるさと」を朗読した。震災や原発事故で郷里を追われた飼い猫の視点から、復興やふるさとへの思いを描いた作品だ。共作した福島県三春町出身の絵本作家渡辺あきおさん(65)、出版に協力した吉沢誠さん(41)も舞台に立った。

30日まで。岩手、宮城、福島3県の物産展やステージショーもある。29日午後2時からは福島県浪江町出身の民謡歌手原田直之さん、30日午後1時10分からは音楽家おおたか静流さん、午後3時55分からは歌手木村弓さんのライブが予定され、それぞれの回に夢ら丘さんらの読み聞かせがある。

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