2015/08/25

愛媛/原発問題や復興 木村・遠藤両氏が熱く対談


2015年08月25日 愛媛新聞
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150825/news20150825032.html


愛媛県鬼北町出身の放射線衛生学者木村真三さん(48)と福島県出身のロックミュージシャン遠藤ミチロウさん(64)の対談が24日夜、宇和島市住吉町1丁目の市総合福祉センターであった。市内外から訪れた約90人を前に、原発や沖縄基地などの問題を自ら考え取り組む重要性を説いた。

研究者らでつくるえひめ地域再生戦略研究会(小松正幸会長)主催。異分野のプロでありながら手を取り合い、さまざまな手法で被災地情報の発信を続ける2人を招いた。

東京電力福島第1原発事故発生後、福島県で内部被ばく調査などを進める木村さんは「マスコミ報道に限界を感じる中、何にも左右されない人に情報を発信してもらおうと思った」と、遠藤さんたちとの出会いを披露。多くの仲間が集まり2011年8月に福島市で音楽イベント「フェスティバルFUKUSHIMA!」を、15年8月にはいわき市の集落で盆踊りの復活を実現したことなどを紹介した。

遠藤さんは原発事故を「放射能という見えない敵と戦う戦争」と表現。「国は住民の立場で対応していない」と訴えた。

対談するロックミュージシャンの遠藤ミチロウさん(左)と
放射線衛生学者の木村真三さん

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