栃木/読者交流会:災害取材テーマ、高橋記者が講演 足利
2015年08月09日 毎日新聞地方版
http://sp.mainichi.jp/area/tochigi/news/20150809ddlk09040039000c.html
毎日新聞記者らと読者の交流会が8日、足利市民会館で開かれ、毎日新聞宇都宮支局の高橋隆輔記者が災害取材をテーマに講演した。交流会は同市の「足利新聞販売」(島田泰史社長)主催、瀬谷新聞店(瀬谷直人社長)共催。
高橋記者は福島支局勤務時代の取材経験も交え、活字メディアが災害報道で果たすべき役割について「東日本大震災の被災地では人口減少社会を先取りした問題が起きている。腰を据えた取材でこうした変化を伝える必要がある」と話した。
質疑応答では出席者から「放射能に関する風評を払拭(ふっしょく)する方法はあるか」との質問が出され、高橋記者は「安全は保障できても安心は保障できない。危険な物はごまかさずに危険性を指摘して、信頼を得るしかない」と答えた。
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