2015/08/28

宮城の処分場候補地、住民反発で現地調査始められず

2015年8月28日 TBS
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2572997.html



福島第一原子力発電所の事故で放射性物質に汚染された指定廃棄物の最終処分場について、環境省は、宮城県内に3か所ある候補地を絞り込むため、28日から現地調査を始める予定でしたが、住民の猛反発により開始できない状態となっています。

「断固反対。これが住民の声」(加美町 猪股洋文町長)

福島第一原発事故で放射性物質に汚染された指定廃棄物の最終処分場について、環境省は、宮城県内に3か所ある候補地を1つに絞り込むため、28日から現地調査を始める予定でした。候補地の1つ、宮城県加美町の田代岳では、午前8時すぎ、環境省の職員がボーリング調査などを始めようと現地に到着しましたが、住民の猛反発を受け、いったん現場を離れました。

「反対の声が強いと感じたが、我々としては淡々と進めたい」(環境省の職員)

環境省の職員は午後にも現地を訪れましたが、同じように住民の反対に遭い、結局、着手できませんでした。

環境省は11月下旬までに調査を終えたいとしていますが、県内の他の2か所の候補地にも入れず、いつ調査を開始できるか不透明な状況です。

0 件のコメント:

コメントを投稿