2015/08/13

9/5大阪弁護士会/日弁連第58回人権擁護大会プレシンポジウム 「これでいいのか!?福島県県民健康調査 ~放射線による健康被害を考える~」

大阪弁護士会
http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_0905-2.php
 
福島第一原子力発電所事故により、膨大な量の放射性物質が大気中などに放出されました。放射線による健康影響について唯一実施されている公的な健康調査が、福島県が2011年6月から実施している「県民健康調査」です。
2011年10月に開始した甲状腺検査(先行検査)では、2015年3月31日までの約30万人の受診者のうち、112人もの方が甲状腺がんの「悪性ないし悪性疑い」と判定されました。

なぜ健康調査が必要なのか、実施されている県民健康調査はどのようなものなのか、その問題点は何か、現在までのデータをどのように読むべきかなどについて、低線量被ばくによる健康被害やデータ分析に詳しい専門家からお話を伺い、皆さまと一緒に考えたいと思います。

●9月5日(土)13時00分~16時30分
●大阪弁護士会館2階ホール
●参加費無料
●申込 大阪弁護士会HP申込フォームより
    http://www.osakaben.or.jp/event/2015/2015_0905-2.php 

●一時保育(完全予約制)
 申込期限:8月21日(金)午後5時まで
 申込方法:大阪弁護士会法律相談部06−6364−1238 までお電話にてお申込下さい。
 【対象】首のすわった幼児から未就学児まで
 【時間】シンポジウム開始15分前から終了15分後まで
 

1避難当事者の方のリレートーク
2基調報告 『福島県県民健康調査の概要について』
     (国連人権理事会特別報告者アナンド・グローバー報告とともに)
 【報告者】西念京祐弁護士(当会災害復興支援委員会委員)
    ※来場者には『グローバー報告』(大阪弁護士会翻訳)を無料で差し上げます。
3基調講演Ⅰ 『低線量被ばくによる健康被害について』
 【講 師】崎山比早子氏
      元国会東京電力福島第一原子力発電所事故調査委員会委員
      元放射線医学総合研究所主任研究官、高木学校所属、医学博士
4基調講演Ⅱ 『福島県県民健康調査のデータをどう読むべきか』

【講 師】山内知也氏
     神戸大学大学院海事科学研究科教授 研究分野:放射線計測学など
5パネルディスカッション
  コーディネーター: 西念京祐弁護士
 パネリスト: 崎山比早子氏
                     山内知也氏
                     加藤高志弁護士(当会災害復興支援委員会委員)

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