日本原燃、青森市内の小学校で初の出前講座

２０１５年8月１１日　電気新聞
http://www.shimbun.denki.or.jp/news/local/20150811_01.html


小学生と保護者を前に講義する日本原燃社員（左）

◆放射線の知識、わかりやすく説明
 日本原燃はこのほど、青森市内の小学校で「親子のための放射線講座」を実施した。この講座は通常、原燃青森本部があるオフィスビルに併設された「サイクル情報センター」で開催していたが、小学校ＰＴＡから打診があり、初の出前講座となった。広報担当の女性社員が児童と保護者を前に、放射線に関する知識を分かりやすく説明。昆布や肥料に含まれる放射線を実際に測定する実験も。参加した児童からは「放射線の測定は初めてなので楽しかった」と好評だった。

この講座は２００９年度から、県内の小学生と保護者を対象に実施。科学への興味を持ってもらうとともに、放射線や放射性物質に関する正しい理解を得てもらうのが狙い。これまでは「サイクル情報センター」に招いて行っていた。

この講座が浸透してきたのか、青森市立千刈小学校のＰＴＡから原燃に対し、「ＰＴＡが主催する学習の機会に（講座を）実施できないか」という問い合わせがあり、原燃がこれに応じた。