2011年6月、14名の小中学生が郡山市を相手に、福島原発事故で放射能に汚染された地域に住む子どもたちを安全な場所に避難させ、教育を実施することを求める緊急の裁判が起こされました。しかし仙台高裁は2013年4月、「被ばくの危険を回避するためには、安全な他の地域に避難するしか手段がない」と認めながら、原告の訴えを却下しました。
昨年8月には、「子ども脱被ばく裁判」が福島地方裁判所に提訴されました。裁判で、福島の子どもたちが健康を脅かされている現実を知らせる必要があります。そして勝訴によって、国の責任で放射能汚染された場所からの避難を実現させねばなりません。
この裁判は、わが国の行政が住民に対して行なった被ばく対策の問題点を正面から問う数少ない裁判の一つです。そのため、未来を担う子どもたちのために、慎重で公正な審議・判決が行なわれることを福島地方裁判所に対して要請しています。全国のみなさまも、「『子ども脱被ばく裁判』への公正な審議・判決を求める署名」に名を連ねてください。
- 呼びかけ・集約団体:子ども脱被ばく裁判の会
- 集約先〒522-0043 滋賀県彦根市小泉町78-14澤ビル2階井戸謙一法律事務所
TEL ● 0749-21-2460 FAX ● 0749-21-2461
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