2015/08/11

放射線研修会:教職員対象に 松江 /島根

2015年8月11日 毎日新聞
http://mainichi.jp/edu/news/20150811ddlk32100479000c.html

中国電力島根原発がある松江市で10日、市立小中学校の教職員対象の放射線研修会があった。教職員ら80人が専門家の講義を聴き、放射線を測定する実習をした。

市の広域避難計画では、原発5キロ圏にある小学校4校、中学校1校は、原発事故で住民に影響が及ぶ可能性がある場合、校内の児童生徒を圏外の市総合体育館へ避難させる。

研修会は全55校を対象に2年前に始まり、今回は同市学園南1のくにびきメッセであった。冒頭、広島国際大の林慎一郎准教授が講演し、アルファ・ベータ線など放射線の種類や核分裂などについて説明し「正しい知識を」と呼びかけた。

参加者はその後、少人数の班に分かれ、放射線測定器を使ったウラン鉱石の測定をし、市の避難計画に関する説明を聞いた。【曽根田和久】

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