2016/02/17

原発事故からの生活再建考える 福島で国連大学シンポ


2016年2月17日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016021728904

国連大学の公開シンポジウム「福島第一原発災害の人々と社会への影響~これまでの教訓とこれから学ぶべきこと」は16日、福島市のコラッセふくしまで開かれ、東京電力福島第一原発事故による住民避難と生活再建などについて政策を提言した。

国連大学サステイナビリティ高等研究所のモシニャガ・アンナリサーチアソシエイトが研究発表し、原発事故の避難者と受け入れコミュニティーの相互理解の促進のためには「保護者同士の会や高齢者クラブなど共通の利益をもたらす取り組みに多くの支援をすべきだ」と提言した。同研究所の佐藤映子リサーチアソシエイトはリスクコミュニケーションについて発表した。

引き続きパネルディスカッションが開かれた。森秀行地球環境戦略研究機関所長を司会にモシニャガリサーチアソシエイトと佐藤リサーチアソシエイト、間野博福島大うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員、井上正電力中央研究所名誉研究アドバイザー、宮口勝美浪江町副町長、佐藤宏美ふくしま連携復興センター復興コーディネーターが現状や課題について意見を交わした。

同研究所の主催、県の後援。約60人が参加した。内堀雅雄知事が歓迎のあいさつをした。


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