2016年7月1日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160701/ddl/k20/040/211000c
菅谷昭・松本市長は2〜9日、チェルノブイリ原発事故(1986年4月)の被災地・ベラルーシを訪問する。30日の定例記者会見で「事故から30年の節目。30年という年月がたち、放射線が健康や環境にどう影響しているのか、この目で確認する必要がある」と語った。
菅谷市長は91年、同市のNPO法人の医療支援活動に参加。96年から5年半、ベラルーシの首都・ミンスクの国立甲状腺がんセンターなどで、小児甲状腺がんの外科治療や指導に従事した。現地では、かつて自身が手術をした当時の子供や、がんセンターの医師らと情報交換などをする。訪問は公務ではなく医師として渡航する。2012年以来4年ぶり。
会見では東京電力福島第1原発事故にも触れ、「福島事故もチェルノブイリと同じレベル7。国の対応は、事故などなかったかのようで危惧している」と批判した。【松澤康】
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