2016/07/01

明日を託す チェルノブイリ法制定を/宮城

2016年7月1日 河北新報
http://mainichi.jp/articles/20160701/ddl/k04/040/203000c

東京電力福島第1原発事故の影響が今も心配でならない。

栗原市の鶯沢地区など県北西部の放射性物質の地表面に蓄積した量は、丸森町など県南部に次いで高い。「私たち夫婦は食べても、孫や子には食べさせない」。自宅で野菜を栽培している鶯沢の自営業、千葉齊子さん(63)は語気を強める。

原発事故後の2011年11月27日以降、野菜を大河原町の民間の測定団体に送り、検査してきた。「梅干し赤シソ セシウム137 (1キロ当たり)37・4(ベクレル) セシウム134 35・2(ベクレル)」。測定で判明した放射性セシウムの数値がノートに記されている。出荷制限値の100ベクレルを下回っているものの、依然として検出され続けている。
栗原市鶯沢の自営業、千葉齊子さん=栗原市で

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