2015年4月2日 下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20150402/1917727
県教委は1日、福島県から宇都宮市戸祭小に赴任する兼子知久教諭(46)=福島県古殿町古殿小、栃木市都賀中に赴任する大内進矢教諭(44)=同県南会津町田島中=に辞令を交付した。
福島県から本県へは2014年5月1日時点で小学生273人、中学生79人が避難。このうち宇都宮市は112人、栃木市は22人の小中学生が学校生活を送った。2人は両校のほか、周辺の小中学校で避難する子どもたちのケアにあたる。
兼子教諭は「震災の恐怖はまだ子どもたちの中に残っていると思うので、教育を通してサポートしていきたい」と話した。中学3年の双子の娘がいるという大内教諭は「同じ中学生が避難していると聞き、力になりたいと思った。福島と栃木の子どもに元気と勇気を与えたい」と抱負を述べた。
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