http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20150803h
避難者への支援方針を伝えた福島県の説明会
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秋田県被災者受入支援室によると、福島県の避難者は7月1日時点で本県に637人おり、そのうち349人が借り上げ住宅に住んでいる。
福島県は今年6月に提供期限を17年3月まで延長すると決めた。それ以降は国が定めた避難指示区域以外からの自主避難者については帰還への支援に切り替え、避難指示区域からの避難者については「避難指示解除の見通しなどを見据えて判断する」とした。
説明会には本県に避難している25人が出席し、福島県避難者支援課の担当者が17年4月以降の支援方針を説明。帰還支援として移転費用の一部を補助することなどを検討しているものの、「具体策が固まっておらず、あらためて説明したい」とした。
仮設提供17年終了 秋田の避難者に説明会
2015年8月3日 河北新報http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150803_63034.html
東京電力福島第1原発事故による自主避難者への仮設住宅提供を2017年3月で終了する方針を決めた福島県が2日、秋田市で秋田県内の避難者向けに説明会を開いた。
避難者約30人が出席。福島県避難者支援課の担当者が(1)17年度までに福島県内に4890戸の原発避難者向け復興公営住宅を整備する(2)帰還時の転居費用の補助など生活再建の新たな支援策の概要を本年度中にまとめる-などと説明した。
出席者からは、放射能への不安から住宅の無償提供の延長を望む声が上がったほか、県の新たな支援策の具体的内容を早期に示すよう求める意見が出た。
担当者は「福島に戻ってほしいが、自主避難者の思いも尊重したい」と話し、「新たな支援策には、17年4月以降も県内外に自主避難を続ける低所得者向けの住宅補助なども盛り込み、必要な人に必要な支援が届く施策にする」と述べた。
秋田県によると7月1日現在、福島県内からの避難者は637人で、自主避難者は約8割を占めている。
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