2015年12月4日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201512/CK2015120402000171.html
柏市は今年から始めた甲状腺エコー検査の費用助成を来年度も継続する方針を明らかにした。山崎彰美保健所長が三日の市議会で北村和之市議(無所属)の質問に答えた。
市保健所によると三日現在、当初想定した三百人の二倍を超える六百十八人が申し込んでいる。七月~十月末に百九十九人が受診し、うち七人が経過観察、十一人が二次検査が必要と判定された。
費用助成は、東京電力福島第一原発事故に伴う放射性物質の健康不安軽減を目的に、事故時に十八歳以下で、当時と現在市内に住む人が対象。矢沢英雄市議(共産)は、個別に助成制度の通知を求めたが、山崎氏は「不安をあおりかねない」と、これまで通りホームページや市広報などでの周知を続ける考えを示した。 (三輪喜人)
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